今回のマイナーチェンジで特筆すべき点(セダンのカタログより)
1.カラーバリエーションが半分に減ってしまった
2.DSGトランスミッションが、六速から七速に増えた
3.VWのシンボルが微妙に変更になった
4.安全機能が更に拡充された
5.ダッシュボードの時計が無くなった
大まかに言えばこんなところだ。販売では随分苦労している。その大きな理由は、デザインに特徴的なところがなく、全体的にインパクトが弱いせいである。日本人の場合は、凝ったデザインに魅了されるところがあるので販売しづらいだろう。逆に、車をよく知る玄人には受けるのだが、一般の人は車にはミーハー的なところがたぶんにある。
今回は少しだけ個性を出してはいるが、日本人の輸入車ファンにはそれでも物足りないだろう。期待したカラーバリエーションも半分に減って、過去に売れたカラーだけが残り、一色だけアクアマリンブルーメタリックが加わったのみである。個人的にはハーバードブルーメタリックが好きだったが、前回は直ぐに廃止されてしまった。ドイツ人気質が垣間見えるような判断である。
販売戦略として、例えばシルバー系でも三色、ブラック系でも三色、白系でも三色くらいのバリエーションが欲しい、わずかに違う色の変化で個性化を打ち出せば、大人しい目立たない外観でも勝機もあるだろうに残念である。
販売増の秘策
1.車体カラーのバリエーションを増やす。⇒輸入車なので非現実的?
2.利用目的にあった内装や荷室のオプション設定があっていい。
3.嘗てのベンツのようにボンネットにシンボルを飾ってもいい。
要望
1.同じデザインで、パサートジュニア的な少し小さめのセダンが欲しい。
2.近距離向きの5ナンバーセダンの車種が欲しい。
3.オープンカーも設定して欲しい。フルオープンとハーフオープンを