12月24日、西宮のボートパークを出港した。港では鵜の大群が一斉に飛立って見送ってくれた。
初日は洲本港である。流石に桟橋には一隻の船もない。多い時には２０数隻がひしめいていたのが嘘のような閑散とした港の風景である。
夕方、行きつけのような銭湯に行く。アーケードの中程を左折すると直ぐにある東光湯がその銭湯だ。420円を払って入る。今日はアロハの薬湯で心の芯から温まる。
帰り道、アーケードのパンの店ロンドンで朝食分を買う。そして、スーパーマルナカで酒と肴を買って帰る。
ボートの場外舟券売り場のトイレで目にした。
クロアチアの土産にもらった幸運の帽子
12月25日、沼島目指して港を出ると、結構な波がある。１～２㍍の波。横から波を受けると船内が悲鳴をあげる。友ヶ島を過ぎたら落ち着いてきた。流れにも乗って六ノットで進む。三時間の船旅である。
この沼島は、横は何度も通っているが上陸は初めてである。
面積は３㎢だが、その割に神社やお寺かが多い。そして、どれも由緒あるものばかりである。
人口も最盛期の５分の一に減っているという。
大きな黒松のある弁財天神社は、こじんまりとしているがカッコイイ整った形をした神社である。
連光寺も落ち着いた佇まいで好ましいお寺である。鐘を突く棒がシュロの木だったのがほほえましい。
