今はバブル期なのだろうか？？？

インターネットで「バブル」を検索したら、これでもかといったバブルに関する記事が出ていた。都会の海辺でも、これってバブル？と思わせるような高級リゾートマンション販売を見ると、ドキッとしてしまう。何しろ、バブルは必ず崩壊する。今からどうしたものかと考えたって庶民には手も足も出ない。今までの経験から、今度のバブル崩壊はちょっとどころではなく凄いことになりそうだ。正義の味方【日銀】が変身してしまっているから、取り返しのつかないことになりそうな気がする。

さて、バブル発生の条件については（好景気、低インフレ、低金利）が挙げられている。その中でも低金利が一番重要だそうである。（月刊資本市場より）

米国の著名な投資家ジム・ロジャースの名言として面白い記事があった。
「政治家が余計なことをしなければ日本経済は自然に回復します。年寄りの政治家たちがいずれ死んで世界をよく知っている若い人たちが出てきます。そうすれば日本はよくなります」

余談だが、年寄り政治家というのは何歳からだろうか。少なくとも６０歳前後の人は対象に入りそうだ。なぜなら、余計なことをしているのがそういう年代の人達だからである。そして、世界をよく知っている若い人たちというのは、ゴルフやテニスなどのスポーツで言えば２０代だろうし、将棋界では１０代も含まれるだろう。即ち、２～３０年後ということになりそうである。

国税庁発表の路線価で有名な銀座の鳩居堂前は、過去最高だった１９９２年のバブル期３６５０万円を抜いて４０３２万円までに上昇した。前年（３２００万円）比２６％増という恐ろしい上昇である。町の経営者も「これはバブルやなー」と呟く。あの１９９７年には、１１３６万円まで下がったとある。

怖いのは、そういう現象がありながら報道規制されているかのように国民に伝わらないことである。