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朝、薄明り中の出港であったが、鳴門海峡に近づく頃に転流時間が、、、
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橋の手前で時計の針が8時40分を回っていた。
あと30分早かったら越えられたのだろうが、いや橋の10数メートル先までは越えられた。
その先が進まなくなった。GPSでは0.1~1.2ノットを表示しているが進まない。
真っすぐも右も左も同じである。30分も経ったろうか、戦況は悪くなる一方と観念。
ヤンマーの3GMでも歯が立たない。仕方なく反転して小鳴門に向かった。
漁船のように、スピードをつけて(フルスロットル)突っ込んでいれば抜けられたかもしれない。
小鳴門を通るのはこれで3回目である。2~4ノットで進むので、逆潮の時は「急がば回れ」であろう。
【潮流データ】
12月26日8時 1~2ノット 瀬戸内海方面への流れ
9時 4ノットオーバー 一挙に瀬戸内海から外に流れるのでヨットの方向とは逆となる