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改めてオリンピックは必要なのか

パリ2024パラリンピックが8/28~9/8まで開催される。パリ2024オリンピックは7/26~8/11まで開催された。メダル獲得数をみると次のようになる。
米国 126
中国 91
英国 65
仏国 64
豪州 53
日本 45
となっている。日本は大活躍というメデタイ話だが、オリンピックってそんなものだったのだろうか?あの2020東京大会の汚職事件などを考えても、オリンピックが果たす役割は時代にあっていないのではないだろうか。大国の金に飽かして獲得するメダルに意味があるのだろうか?甚だ疑問である。

一方のパラオリンピックについては、障碍者のためのオリンピックであり、パラは当初のpalaplegia (下半身まひ)からpararel (並行)へと変化した経緯があるという。その経緯からもパラリンピックは残すべきであるが、メダル至上主義のオリンピックが続く限り、世界選手権大会が取って代わるべきだと思っている。今や商業主義とタイアップした裕福な国の開催によるお祭り騒ぎには閉口している人も多いだろう。

オリンピックを目指す選手には気の毒であるが、日本でも今や金目ダリ獲得で1億円を手にした選手まで出てきている。もはやフランスのクーペルタン男爵の描いたオリンピックは、商業主義の国際的興行になり果ててしまった感がある。



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