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羽田空港であわや大惨事も危機一髪で避けられた

右に進めば天王山、まっすぐ進めば、、、敵は本能寺と叫んで直進した。
羽田空港で、日本航空516便が、海上保安庁の航空機と接触した事故で、国土交通省と海上保安庁は2日午後9時過ぎに記者会見、「羽田は日本で一番忙しい空港。当日は容量いっぱいで使われていた」(毎日)

羽田空港の発着数が増えたことによる事故?羽田の空港としての環境はすこぶる悪い。米軍の空域を避けながら、曲芸飛行を要求されるケースがあるように思われる。以前の話だが、ニアミスで大事故の一歩手前という事件が起こったときは、たまたま乗っていた飛行機が、空中待機で静岡沖辺りを何度も旋回させられたことがあった。もう富士山も見飽きたという頃になって、やっと羽田着陸が許可されたことを想いだした。

関連する話として、関西国際空港は伊丹空港が住宅街にあり、住民の耐え難い騒音の痛みを解消するために新設された空港だった。だが、いつの間にか伊丹空港は存続され、その上に神戸空港まで開港してしまった。まさに人間の強欲の産物である。

沖縄の普天間飛行場もおかしな経緯を辿りつつある。世界一危険な米軍基地といわれ、2004年の墜落事故から20年の月日が経っても飛行場の変化の兆しすらない。時の権力者の背任/非違行為によってズルズルと今日に至っている始末だ。誰か一人でも、それだけに政治生命をかけて米国に直談判すればすんなり通る話である。日本には真の政治家がいないといわれる所以である。相手の大統領に、何か言いたいことはないのかと催促されて普天間問題が出たという。笑うに笑えない話もある。

経済立国から観光立国に変わっていく過渡期で、訪日客数の増えるのだけを政策課題のようにしている我が国の現状では、今回の過密スケジュールの中で起こるべくして起きた事故ではなかったかと思う。

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