♦8月22日 文吉湾5:30出港~羅臼港14:20着岸 28.8㍄(53.4km)
2時前に羅臼港に入港し、2時20分に着岸した。岸壁の向こうに国後島が見える。
今回のクルーズでも最悪の部類に入る天候に翻弄される。
知床半島の手前オホーツク海側では、雨が止み少し陽射しも見えるような日和だったので出港。波もほとんどない。
それが、半島を回り込む辺りから風が強まり荒れだした。永遠と三時間半、18メートルの風、周期の短い2メートルを超える波。雨にガスの影響も加わって視界も悪い。オマケに雷まで鳴り出した、、、
とても外で操船出来ないと何度も船内で操船する。視界が悪く難儀した。そういう時の漁港ではとても親切に対応してくれる。漁港の真ん前の一等桟橋を使わせてくれた。
長い緊張感から解放される。これが日本の「おもてなし」だろう。対局にあるのが東京オリンピックだ。何も要らない、何も足さない、今まで通り、素のままがいいのだ。