もの凄い高応物が続々と建設されている。新名神高速道路の橋げたである。
その新名神の下を走る171号線は、神戸・大阪・京都を結ぶ最重要な国道であるが、あまりに多い通行量によるせいかご覧の通りの有様である。乗用車でもタイヤの走行音がうるさくて仕方がないが、トラックだったら道路周辺の住民は堪らないだろう。
通常なら、既設の道路をきちんとメンテナンス出来てそれから新しい道路建設に進むのだろうが、日本のお役所は考え方が違うようだ。ここ20年ほどの国道や高速道路の変身ぶりは目を疑うような光景が各地に観られる。構造改革とは何の関係もない借金による建設業界への需要創出策に他ならない。1千2百兆円の何割かがこんな形になっているのだろう。考えない葦が中央官庁に巣くってしまったようだ。