ロイター通信などによると、イランの首都テヘランなどで26日未明、爆発があった。イスラエル軍はイランの軍事施設に対して「精密攻撃」を加えたと明らかにした。(毎日)
戦場が日ごとに拡大している。それをバックで支える米国という構図だが、アメリカに根を張って強大な経済力のあるユダヤ人が暗躍しているのだという。
ユダヤ教というのは、「ユダヤ民族の持つ民族宗教。ユダヤ人(他からはヘブライ人と呼ばれ、自らはイスラエル人と称していた)は唯一絶対の神ヤハウェのみを信じ、他のいかなる神も存在を認めない一神教を作り上げた。彼らはヤハウェから選ばれた民であり(選民思想)、神から与えられた律法(トーラー)を厳格に守ることによって救済されると考えた(律法主義)。 」(世界史の窓)とあるように、現代文明に殆どそぐわない選民主義や律法主義が特色だといわれている。その民が全世界に散らばって、ネットワークを形成していることに問題の核心がある。ネタニヤフという怪物だけの問題ではなく、その周囲にいる者たちの異常な凶暴性が戦争を引き起こし、拡大させているのだろう。
殺人事件が起きたら、その犯人は捉われて裁判で罰を受けるのだが、ユダヤ教では殺人犯だけではなく、その一族もろとも根絶やしにするのである。今の文明社会で、高等教育を受けた国民が隣人を平気で殺しに行くのである。信じ難いことであり、国際社会は許してはならない行為である。それを止める責務がある米国が武器を供与しているのが実態なのである。ロシアだけではない大国の非人道的な戦争犯罪は後を絶たない。