パリオリンピックの金メダル数は、六日目で金7個、銀2個、銅4個となっている。そして、2回戦で敗退した女子柔道選手の号泣が話題を呼んだ。テレビを観ている人や観客はビックリ仰天だったろう。なにしろ、一応は大人である。人の目も憚らず、幼子のような号泣にはおどろき桃の木山椒の木である。それ以上の詮索は仕舞い。
メディアが必要以上に騒ぎ立てるせいで、入賞できなかった選手は針の筵である。メディアはいつからこんな体たらくになってしまったのだろう。世界では何カ所も戦争しているというのに、まともな正義が分かる首脳はいないのだろうか。情けないことに最近の世界情勢を考えると、人類が後ろ向きに進んでいることが手に取るように解る。