数日前のテレビで弘前公園の桜が紹介されていた。弘前城を中心とする広大な公園で、2,600本の桜で埋め尽くされる、東北でも有数の花見の名所である。その中継映像を見ていて、昔この城を訪れた当時の出来事を思い出した。
50年前の話である。秋の半ばに仕事で弘前市に出張した。その頃ある企画を進行中で、上司から弘前を見て来いと言われたのである。その日は午後遅くに用件が終わったあと、相手方の課長から弘前城 . . . 本文を読む
先週末は市内の田主丸町で春まつりが行われ、各所でイベントがありました。私は酒蔵をはしごすることにしました。酒蔵といっても日本酒の醸造元は一か所だけです。
最初の訪問地は若竹屋酒造場。元禄12年の創業で、筑後地方でも老舗の酒蔵です。一年半ぶりに来ました。
私が買い求めたのは「渓」という吟醸無濾過生原酒です。原酒なのでアルコール度数は高め。濃厚でまろやか、かつフレッシュな味わいです。ただ . . . 本文を読む
城島図書館へ行く途中にある酒蔵。紅白の幔幕が張りめぐらされています。新酒の蔵開きでした。本を借りる前にちょっと寄り道をしました。
いまにも雨が降りそうな天気ですが賑わっていました。週末の二日間開催だそうです。
右手のカウンターは有料の試飲コーナー。遠来の愛好家もいます。
ここは田園地帯の中にあり、蔵元が杜氏という小さな酒造です。向こうに鳥居と鎮守の森が見えます。昔、町役場 . . . 本文を読む
先月末まで、九州国立博物館で「長沢芦雪展」が開催されていました。芦雪は18世紀後半に活躍した京都の絵師です。絵の歴史に疎い私は初めて聞く名前。円山応挙の高弟で、伊藤若冲、与謝蕪村、池大雅等と同時期の画家だそうです。
同館の年間パスポートを持っているので、会期の終わりに出かけました。
大屋根のウエーブは九博のシンボルマークになっています。この日は薄曇り。東京は暑かったそうですが、春らし . . . 本文を読む
一昨日、鹿島までドライブしました。平凡な毎日を過ごしているので退屈しのぎです。どんよりとした空模様でしたが、午後からは青空もという予報だったので出かけました。
鹿島の道の駅です。いつもここで弁当を買います。諸物価高騰のあおりでコンビニ弁当が小振りになりました。でも道の駅弁当は従来の大きさなので、味・量ともに満足しています。値段が少しばかり上がったのは仕方ありません。
有明海は干潮でし . . . 本文を読む
1日。学童保育所の入所式を行いました。子ども達だけのささやかなセレモニーです。まだ春休みで入学式は一週間後ですが、新1年生はこの日から学童保育所で預かります。気のせいか近頃の子どもは発育がいいですね。園児の面影はあまりありません。ただ園とは違い大人数の集団生活なので、慣れないうちは事故が起きやすく気を使います。なにせ、3年生まで200人近くの大世帯なのです。
騒がしかった室内も、司 . . . 本文を読む
久留米つばき園です。この写真はまだコロナ禍になる前に撮った写真です。つばきフェスタの時は多くの人が訪れていました。
以下は今年の3月中旬に訪れた時のもの。園にいた地元の人が、今年は花が少なくて裏作だと言っていました。椿に裏作があるのかどうか知りませんが、花付きがあまりよくありません。この数年かけて椿の剪定作業を行ったので、そのためだと思います。木がだいぶ小さくなりました。
「サニ . . . 本文を読む
3月も終わろうとしています。今月の中旬、草野町で椿フェスタが開催されていました。いまの季節は「世界のつばき館」によく行きます。小さな施設で、開館10周年になるそうです。
ガラスハウスの椿は中国の原種椿が多いです。
「エディタエ」
「フスイキンカチャ」 キンカチャはもう終わっていました。
「黄蓮華」 ガラスハウスの外の鉢植えです。
秋から春にかけて館内には色 . . . 本文を読む
地場産業振興センターで絣フェスタが開催されていました。恒例の催しで昨年も来ましたから、あれからもう1年になります。
25業者が出店していて、それぞれのブースで絣生地や洋服、小物等を販売しています。
新柄の反物100点が展示されていました。求評会も兼ねています。
こちらは伝統的な柄の着物です。
絣は昔のような産業としての位置はなくなりましたが、根強い人気があります。 . . . 本文を読む
柳川を訪れました。1年振りです。まずは駐車場近くの古民家へ。室内には雛人形とさげもんがびっしりと飾られていました。案内の小母さんに撮影の可否を聞いたら、じっくり見た後に1、2枚ならいいですよという返事。そういえば、数年前に来た時も同じことを言われました。庭に置かれた内裏雛を1枚だけ撮りました。
沖ノ端の川下り下船場にきて驚きました。堀端の柳並木が消えています。どうしたことかと思っていると . . . 本文を読む