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田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

鹿島市の肥前浜宿を歩く

2015年12月01日 | 肥前鹿島

 好天に誘われて、道の駅鹿島までドライブしました。帰りに、伝統的建造物群保存地区に指定されている、鹿島市の肥前浜宿に寄りました。

 この宿は、長崎街道の脇街道である多良往還の宿場町として栄えました。有明海の港町でもありました。この日は酒蔵通りと呼ばれる町並みを歩きました。

 酒蔵通りというだけに、500mの街道筋に5軒ほどの酒蔵があり、数軒は現役の酒造場です。左の建物は醤油醸造場です。

 左の建物は「継場」です。「継場」とは宿場間の荷物等を中継する場所です。馬をつないだ鉄輪や帳場が残っています。今は観光案内所になっています。

その右の青い木造の建物は元郵便局で、今は公民館の看板が掛かっています。

 

  左は酒造会社です。

 

  ここも酒造会社です。この店で映画「次郎物語」のロケが行われたそうです。「次郎物語」は何度も映画化されているので、どの映画かはわかりません。

 

  消火栓を収めたBOXです。通りのあちこちにありました。

 

 通りの中で4軒ほどが緑のシートで覆われて、改修工事が行われていました。街道の美観保存の工事かと思います。

 肥前浜宿は伝統的町並みとしては、少し統一感がないような気もします。しかし地元のNPOが頑張ってイベントをしていますし、お店も私達のような観光客に挨拶をするなど協力的です。市も近くに大型バスの駐車場を整備したりして力を入れています。

 歴史的資源を生かした賑わいが出てくればと思います。

  

 

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