田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

晩秋の鹿島ーかき焼き海道と肥前七浦駅

2024年12月04日 | 肥前鹿島

 先月下旬、「道の駅 鹿島」へ出かけました。前回来たのは5月初め、半年ぶりの訪問です。ここの直売所の名前は「千菜市(せんじゃいち)」。千菜とは多種の野菜の意味だそうです。自宅そばの畑で自家消費用につくっていた野菜を販売しようと、数十年前に小さなプレハブの直売所が出来ました。道の駅制度が始まった頃は、市場に出荷できない規格外の野菜を安く売って農家主婦の副収入になると言われていました。

 道の駅の裏手。有明海は満潮です。今年は干潟体験のシーズンには来ませんでした。干潟で遊んだ後は、このパイプシャワーと係員が浴びせる大きなホースの水で泥を落としてから、干潟交流館で体を洗い流します。

 道の駅のかき焼き施設は営業を始めていました。有明海の冬はかきの季節です。

 ここから太良町に入ります。鹿島市から太良町にかけては国道207号沿いにかき焼きの店が点在していて、かき焼き海道といわれています。地図を見ると、この店の真ん中を市と町の行政境界が通っています。店の住所はどちらになるのでしょう。

 町で売られている牡蠣。美味しいけれども、若いころ貝毒に中ったことがあるので敬遠しています。

 いつもの肥前七浦駅。駅舎の様子に変わりはありません。ただ傍の駐車場に多目的トイレを建設中でした。田舎によくあるプレハブの簡易トイレではなく、コンクリートの立派なものです。駅舎に併設している昔ながらの木造トイレは無くなるのでしょう。

 

 駅事務室だった待合室にはいつも花が飾られています。無人駅でこのようにお洒落な駅を見たことがありません。今回はお世話している地元の人々の集合写真がフォトフレームに飾られていました。常置の旅ノートを読んで駅を後にしました。

 この後は多良往還の肥前浜宿に寄って帰ります。

 

 

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