昨日は義父の17回忌でした。家内の兄弟夫婦たちが集まり、故人を偲びました。私は信心深くはないのですが、こういう時は厳粛な気持ちになります。
お寺さんも代替わりしており、私達より若いご住職がお勤めをされました。何だか年月を感じます。法要が始まる前の兄弟たちの雑談も、年金の話でもちきりです。
お坊さんによって法要の後にお説教をされる方と、されない方がいらっしゃいますが、この住職は毎回されます。いつも新聞記事を切り抜くなどして、結構勉強されています。話題に事欠かないよう、お坊さんも日々の努力が必要なのでしょう。
この日のお説教はご先祖様についてでした。「祖母の年回忌法要に出て、初めて先祖がいて自分がいることが分かった」という小学生の新聞投稿を紹介しながら、「両親の話を子供に語らなければ、記憶に残らない。近頃は仏壇の無い家も多く、先祖と自分とが切り離されて、命の大切さがわからない」というお話でした。
私も、母方の祖父については何も知らないのです。物心ついた頃には祖父はもういなかったと思います。祖母も母も、祖父については全く話をしませんでした。写真もないので、どんな人だったのかわかりません。
法要の後の会食では家内の兄弟たちは、子供の頃の父母の思い出話で盛り上がっていました。私はもっぱら聞き役です。
次の年回忌はいつになるか、という話になりましたが、さていつまで出来ることやら。何回忌までしたら、両親はご先祖様になるのでしょうか。
決めました。お墓まいりは私と妹でいき、仏壇は私の家で守っています。確かにこれから先はお墓守りも大変な時期に入りますので納骨堂のほうがいいかな
なんて話します!子供にまで守りをさせるのは
かわいそうだと思っています。娘夫妻が仏壇に
手を合わせ、お墓参りに行ってはくれますが、いつまでも
行ってもらわなくても良いと考える私です?
苦しい時だけ先祖頼みです。住職さんはお友達です
過去には住職さんも恋愛をして家を飛び出たことがあり
それを応援した私といういきさつがありますよ<わらい>
お坊さんも人間です。色々な方がいらっしゃると思います。