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田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

佐賀の酒蔵開きへ行く

2024年03月13日 | 日々の出来事

 いまは新酒の季節。各地で酒まつりや蔵開きが行われています。私も今月の初めに佐賀県の蔵元へ出かけました。自宅からは県境の筑後川を越え、車で30分の近場です。

 この蔵元は元禄元年の創業。9棟の建物が国登録有形文化財です。

 母屋が事務所棟になっています。

 訪れたのは佐賀県三養基郡にある「天吹酒造」。4年前の蔵開き以来の訪問です。

 母屋を出て中庭へ。正面が仕込み蔵です。

 蔵の見学会に並びました。杉玉が真新しい。

 杜氏から酒造りについて説明。2階はイベントホールとして利用されています。

 醪を貯蔵しているタンクを見学させていただきました。

 ただいま発酵中で、ぷつぷつと泡立つ音がして好い香りが漂ってきます。この蔵元ではツルバラやコスモスなど、花から採った酵母も使っています。ちなみに酒造りに納豆菌は禁物で、杜氏は酒造りの期間中は納豆を食べないそうです。

 向こうにあるのは槽搾り。発酵の終わった醪を舟形の入れ物に入れて圧搾します。品評会に出すようなお酒は袋吊りでつくるそうです。

 角打ちコーナー。有料で飲み比べが出来ます。私は車で来ているのでパスしました。

 この煙突はいまは使われていないようです。建物は昔の仕込み蔵。

 種類の違う2本の吟醸生酒を買い求めて帰途につきました。一本は次男への土産に。もう一本は銘柄も付いていない生酒で、店頭に並ばない蔵開き限定です。晩酌で久し振りに飲む生酒はじつに美味かった。濃厚で芳醇、やや甘い旨味が口中に広がります。たくさん飲むものではありません。

 

 

 

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