石川能登の俳誌「風港」に隔月で論考を書かせていただいております。
今回は、「病床の俳人」と題して、同じ病で苦しんだ正岡子規と川端茅舎を取り上げ、病床で作句する俳人の姿を描いてみました。
俳人にとって、大自然だけが作句の対象ではありません。
病床という限られた空間であっても、そこから見える自然の営み一つ一つが俳人にとっては無限に広がる自然へとつながっていくのです。
ここに俳人の救いがあります。また、俳人が最期まで句に向かうその姿は、まさに人生を生き切る凄まじさがあります。
今回は、「病床の俳人」と題して、同じ病で苦しんだ正岡子規と川端茅舎を取り上げ、病床で作句する俳人の姿を描いてみました。
俳人にとって、大自然だけが作句の対象ではありません。
病床という限られた空間であっても、そこから見える自然の営み一つ一つが俳人にとっては無限に広がる自然へとつながっていくのです。
ここに俳人の救いがあります。また、俳人が最期まで句に向かうその姿は、まさに人生を生き切る凄まじさがあります。