この夏、長女が自然学校の企画で白山に登るというので、久しぶりに山岳文学のことを思い出しました。
私が最初に買った本は、浦松美佐太郎の『たった一人の山』でした。
購入当時、別に山に特別な思いがあったわけではなかったのですが、当時孤独を愛していた私は「たった一人」というタイトルに惹かれていきました。
著者の一人で山に向かう姿に自立した大人への憧れを抱き、
読んでいくうちに見たこともないヨーロッパの山々がやがて自分の「山」となって心に刻み込まれていくという不思議な体験もしました。
今でも、あの時描いた山々の姿を心の片隅に大切にとってあります。
私が最初に買った本は、浦松美佐太郎の『たった一人の山』でした。
購入当時、別に山に特別な思いがあったわけではなかったのですが、当時孤独を愛していた私は「たった一人」というタイトルに惹かれていきました。
著者の一人で山に向かう姿に自立した大人への憧れを抱き、
読んでいくうちに見たこともないヨーロッパの山々がやがて自分の「山」となって心に刻み込まれていくという不思議な体験もしました。
今でも、あの時描いた山々の姿を心の片隅に大切にとってあります。