花野の里だより

田舎のかわりゆく季節をお届けしましょう。

永平寺 お授戒会

2009年05月11日 | ガーデニング

 

福井駅でお会いした熊本天草の隣峰寺住職の

葛籠貫喜昭(つづらぬききしょう)様と奥様と檀家さんです。

 

 

ご夫婦仲もよく、とても親切にして頂き心強いでした。

 

修行と言っても曹洞宗をあまりわかっていない私にとっては

皆さんのされるとおりにまねていくだけです。3時起きて坐禅を組み、

お経を読み、お説教を聞き、考えさせられること、納得すること

ばかりです。食事にしても飽食にどっぷり浸かっている自分に。

感謝の気持ちも無く当たり前のごとく食していた自分にも

気づかされ本当にいい機会を(お授戒)を与えられたことに

感謝でした。早起きに慣れないために睡魔もおそってきます。

今年の異常気象で寒さも半端じゃないです。でも、修行修行。

変なもので、緊張して身が引き締まっていると風邪もひかないのです。

これが家に居ようものなら、すぐ喉をやられ発熱でしょう。

時間に追いまくられてお風呂もそこそこ、洗面もそこそこ。

外を見る暇などありません。移動中の夜中の3時過ぎ

夜空を見ると星の綺麗さに驚きました。「花野の里」の

田舎暮らしの私が驚くほどですからいかに綺麗か。

こうして、やっと4日間が過ぎ、5日目になり懺悔道場へ。

小罪のいっぱい積もった自分を懺悔して仏のみ子となる日。

引き締まる思いで懺悔し、清々しい気持ちになれました。

6日目は、いよいよ戒師大禅師さまから仏戒とお血脈を

授けていただく日です。「おいづる」を着て一人づつ、直々に

授けていただき感無量で、涙が出て止まりませんでした。

おいづる

お経本

御血脈

 

 

法堂からの眺め

 

こうして無事に7日間の修行を終えることができました。

日本中から多くの方が参加されお友達もたくさんでき、

苦楽をともにした仲間とのお別れもつらいものがありました。

綺麗な心になって下山したものの、今では又いっぱい

小罪を積み重ねていく日々のようです。でも、そこに気づく

ようになっただけでも今回のお授戒会に参加した意義が

あるのではと言い聞かせている自分がいます。

何気ない言葉や態度で人を傷つける。気をつけて

日々過ごしたいものです。反省。感謝。

 

 

 

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