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World of Warcraft (WoW) 紹介記事その8 ジョブ後編

2007年04月06日 21時43分30秒 | レビュー
World of Warcraft Atlas (Official Strategy Guides (Bradygames))

Brady

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さすがに、画像が欲しくても
アマゾンを利用するのも難しくなってきました。
絵が欲しいだけなんだけどなー。


・ジョブの役割について

昨日の「前編」で書き忘れたことを少し補足します。

強い敵と戦う場合、有利に戦いを運ぶにはどうすればいいでしょう。
敵に受けるダメージを低く、与えるダメージを大きくすること……
まずはそれが基本になってきます。

これはFFやWoWだけでなく、RPGでは
当たり前のようになっていますので
なんとなく分かって貰えるのではないでしょうか。

たとえばドラクエ3では、僧侶や魔法使い、賢者の順番は
3つ目か4つ目にしますよね。
ドラクエ2ならムーンブルクの王女は3番目になっていますし。

FFなら、後衛と呼ばれる魔法攻撃・回復主体の役割は
後列に下げたりなど……分かってもらえますでしょうか。

同じように、WoWでも防御力が高いものが敵の攻撃を
タウント(引きつけること)します。

FFと違うのは、FFの盾役は敵の攻撃を無効化もしくは
攻撃を自分に向けることのみに集中しなくてはならないことです。
WoWは狙われるようしなければいけませんが、
それだけではなく常に攻撃を考えます。

だって、おかしいじゃないですか。
まるで殴られる為にグループに加わってるなんて。
ハラキリも真っ青ですよ。

映画「ラストサムライ」でハリウッドデビューも果たした
最高の斬られ役・福本清三さんは、こう仰ってました。
(本人が言っていたわけではなく
 福本さんの仲間が語っていたのもポイントが高い)

「斬られに行くんじゃない。
 斬りに行こうとして、返り討ちに合うんだよ、俺たちは」

そりゃそうでしょう。
死ぬって分かってて、わざわざ刀抜いて血相変えて
かかっていくのは矛盾してます。

WoWのグループプレイはアバウトに出来ているものの、
強敵に勝つにはプレイヤーのスキル……
単純に慣れと言ってしまってもいいでしょう……が必要になってきます。

殴られる役は自分だけど、それは自分が敵に「斃す!」って気迫を持って
挑みかかってるからに他ならないのです。

というわけで、WoWの盾役は決して攻撃力に乏しくありません。
むしろフレキシブルに二刀流(デュアルウィード)または両手武器に
持ち替えてダメージを与えることで、敵に怒らせたりするくらいですから。


・ジョブの種類

ジョブを簡単に紹介していきます。


『パラディン』

まごうことなき聖騎士です。

主に盾役を務め、拡張パックが出るまではアリーにしか
居ませんでした。
ホード陣営でなれるのはブラッドエルフだけです。

FFのナイトなどとは違い、一定時間無敵になれるスキルを
短い間隔で使えます。しまいに残りMP全てを犠牲にして
HPを最大まで回復できるスキルまであるのですから、
頑丈さは異常とまで言えるでしょう。

このゲームでの防具は4種類に大別されます。
クロス(布)・レザー(革)・メイル(鎧)・プレート(板金鎧)
クロスが最も防御力が弱く、プレートが高いのです。

プレート種別の防具を装備できるのは、レベル40以上の
ウォーリアーとパラディンのみです。

日本のRPGではパラディン・ナイトといえば
武器は剣が当たり前になっていますが、
これはあくまで日本RPGのデフォルトです。

かつて十字軍に参加した騎士たちの主戦武器は
ハンマー・メイス……つまり槌でした。
馬上から短い剣を振り下ろして致命傷を与えるのは至難の業だと思います。

上から鉄槌を振り下ろす方がよっぽど簡単なわけですから。
WoWのパラディンも、ハンマーを得意武器としています。


『ウォーリアー』

戦士です。おそらく、殆どの武器を使えるのではないでしょうか。
盾役でありながらアタッカーでもあります。

片手武器と盾を使って盾役をこなしたり、
二刀流もしくは両手武器を使って
アタッカーになったりとグループの中で重宝されます。

最もタンクに適しているのではないでしょうか。


『ローグ』

ならず者の意・FFでいうシーフのようなものです。

姿を消す代表技ステルスをはじめとして
トリッキーな技が多彩です。

敵をスタンさせるサップ、
背後から大ダメージを与えるバックスタブ、
敵にスキルで攻撃する度に溜まるゲージに
よって威力の変わる超ダメージ技エヴィサレーションは
ヌカー(外国MMOで一撃で大ダメージを与える役割の意)好きには
たまりません。


『メイジ』

超火力の持ち主です。
攻撃されると弱いですが、それはそれ。
近付かれるまでに斃すのか、近付かれてしまっても
動きを止めて距離を置くなどの戦い方も可能です。


『プリースト』

ヒーラー、回復役ではありますがWoWの
プリースト(僧侶)はソロプレイでも十分すぎるほどの
強さを発揮します。

特にレベル50以降にタレント次第で覚えられる
シャドウ・フォームは同じプリーストとは思えない禍々しい見た目と
尋常ならざる火力を持っています。


『ハンター』

常にモンスターを従え、2キャラ1組で行動するジョブです。
2人で同時に敵を攻撃するもよし、モンスターに直接攻撃させて
自分は後ろから遠隔攻撃(弓・銃など)するもよし。

2キャラなので、やっぱり強いです。
基本的に上方修正しかされないWoWのバランスですが
スキル「アルカナショット」は余りの強さのため下方修正されたそうです。


『ドルイド』

自然との調和を大事にするジョブです。
変身能力を持っており、熊になったり狼になったりと
状況に応じて役割を変えられるのが最大のウリです。

アリー・ホードどちらの陣営になれる種族がいるのですが
このジョブを選べる種族は少ないです。
公式HPにある、最初に公開されたムービーでも変身が見られるはずです。


『ウォーロック』

ハンターがモンスターを従えるジョブなら、
こちらは悪魔を使役するジョブです。

小悪魔を従えたり、デーモン(大きな悪魔)を
従えたりして2キャラで行動します。

私がプレイしていた頃は弱かったのですが、
強化が図られウォーロックにしか使えない厄介なスキルまで
行使できるようになったとか。

使役している悪魔の種類によって、プレイヤーキャラも
使えるスキルが変ってくるようなので
タレントの振り方で変わるのかもしれません。

ポータルと呼ばれる扉を任意の場所に開いて、
同一グループの仲間をワープさせたり便利なスキルも持っています。


『シャーマン』

自然の力を借り、操り、戦うジョブです。
ホード側では3種族が選べる……んだったかな?(おい

自分としては、タウレンといえばシャーマンです。

攻めて良し、守って良し。
攻撃魔法・回復魔法・防御系補助スキル・攻撃系補助スキル
移動速度をアップするスキルなど万能な力を持っていると言えるでしょう。

ですが、器用貧乏な故にグループ内での立ち回り方が難しいのも
事実です。状況を先読みし、役割を他プレイヤーとかぶらないよう
しながら戦う。簡単なようで難しいです。

でも、結局それが出来るかできないかで
面白さが変わるわけではないので問題はないのです。
上手くできるのが楽しい、
またそれを褒められるのが嬉しいという人は別ですけれども。

私がプレイしていた時にはソロプレイをするには
最高のジョブだったので、サーバーを移動してホード側で
やると決まった時はスグにシャーマンに決めました。

アリー側で選べるのはドラーニィだけなので、
案の定ホード側からは嫌われているようです。
(敵に回すと厄介ってことですね)


紹介記事その7は、
前日に投稿した分なので
リンクは省きます。


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