【Good Luck】2020

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手紙~拝啓十五の君へ~

2013-01-20 17:00:05 | 心に伝わるback Music
卒業生「答辞」
ある中学校の感動的な卒業式で
卒業生代表が述べた「答辞」を紹介します。

心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。


35作目
アンジェラ・アキ の 【手紙~拝啓十五の君へ~】

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪~手紙~拝啓十五の君へ~♪


長文になりますので、時間の有る方は続きを

 答 辞

 拝啓 ありがとう 十五のあなたに 伝えたいことがあるのです
 自分とは何でどこに向かうべきか 問い続ければ見えてくる
 荒れた青春の海は厳しいけれど 明日の岸辺へと夢の船よ進め


 アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓十五の君へ~」は
十五歳の私たちの心がそのまま映し出されているようです。

私は、潮鳴祭、有志発表のステージで友人とこの曲を歌わせていただき、
この歌に出会えたことに感謝しました。

 三月の浜名湖を渡る風はいつしか快く頬を撫で、
大地は優しい潤いを帯びてきました。
待ちわびた春のこのよき日、
私たちは義務教育九ヵ年の全過程を修了し、
それぞれ自分たちの夢を胸に抱きしめて巣立つ日を迎えました。

御来賓の皆様、諸先生方、在校生の皆様本日は私たちのために、
かくも盛大なる卒業式を挙行して下さり、誠にありがとうございます。
卒業生一同、感激と寂しさ、また感謝の気持ちでいっぱいです。

 今、残され限られた時間の中でこの場に立たせていただくと、
三年間の様々な思い出があふれるほど胸にせまってまいります。

 入学したばかりで、不安と緊張に押しつぶされそうだった一年生の春。
初めての野外活動では、かけがえのない友人をつくることができました。  

 前日までの雨のため、濁った浜名湖を必死で泳いだ遠泳大会。
二年生の私たちは、何事にも一生懸命に取り組んでいました。

 中学校生活最後の年となり、自覚を持ってがんばり続けた三年生。

振り返るとこの一年は、私たちを一回りも二まわりも成長させてくれました。

 体育大会では、黄組・紅組・青組、
それぞれの集団が先輩からの伝統を引き継ぎ、
さらに自分達の思いを込めて創りあげた潮鳴ソーランに、
私たちは感動しました。
しかしソーランを創りあげるまでには多くの困難がありました。
何回練習してもなかなか一人一人の声はでてきません。
隊型移動は何度考えてやってみてもうまくいきませんでした。

「もっとちゃんと支持を出してよ。それじゃあできるわけないよ」
などと、時にはそれを実行委員のせいにしてしまうこともありました。
ですが、実行委員の人たちの強い意志を見るうちに、
私たちは「自分達が自分達のソーランを創るんだ」と決心しました。
そうしてできた潮鳴ソーラン。
演技を終えた時は勝敗に関係なく、
私たちのソーランを完成させることができたことがうれしく、泣きそうになりました。
生徒全員が大きな達成感を得ることができた尊さを実感しました。

 庄内中全てのクラスがそれぞれ一つになった潮鳴祭の合唱コンクール。
自分達の楽曲に誇りをもり、皆が一生懸命に練習に取り組んでいました。
しかし、クラス内での合唱に対する意識の違いから、
みんながバラバラになってしまうときがありました。
うまく曲想が表現できず、悔しくて互いに言い争いをすることもありました。
今思えば毎日毎日心を込めて練習することで、
クラスの絆は深まっていったのだと思います。
本番当日は、全てのクラスが自分達の精一杯を出し切り、
アクト中ホールに今までの中で最高の合唱を響かせることができました。
あの感動はいつまでも忘れることはないでしょう。

 あっという間に時が過ぎる中、何度も二者面談、三者面談をしていただき、
私たちは自分の進路に立ち向かいました。
自分の未熟さを思い知らされた私たちでしたが、
友達と夢を語り、互いにがんばりぬこうと誓い合いました。

四月から私たちは自分が選び信じた道を歩んでいきます。
多くの方が応援してくださり、
励ましてくださった自分の道を力強く踏みしめ、
進んでいきたいと思います。

 在校生の皆さん、
三学期には受験や卒業に際して心の込もった励ましやメッセージをくださり、
本当にありがとうございました。
部活動や学校行事で一緒に汗や涙を流してくれ
さらに私たちの言葉をいつも真剣に受けとめ、
考えてくれたあなた達一・二年生は私たちの誇りです。
私たちは先輩から受け継いだ伝統を守り、
さらに発展させようと努力してきたつもりです。
これからの庄内中学校をどうか皆さんの色に染め、
新しい歴史を築いていってください。
 
 御列席くださいました地域の皆様、
いつも庄内中学校の生徒を見守り、
御指導くださいましてありがとうございます。

遠泳やポットマム、数々の地域の行事の中で、
私たちを育ててくださいました。
庄内中は、このすばらしい地域の環境、
人々の温かさをなくして発展することはないでしょう。
どうか今後も、庄内中の生徒を御見守りくださいますよう、お願いいたします。

 諸先生方、時には厳しく時には優しく、
今まで私たちを御指導くださいましてありがとうございました。
くじけそうになった時、自分のことを嫌いになりそうになった時、
先生方はいつも、私たちの心に寄り添ってくださいました。
いつも真剣な授業、休みの日も夕方まで付き合ってくださった部活動。
がんばらねばならない時の叱咤激励。
今までのどんな小さな言葉も、自分の力となっている気がします。
私たちはこれからもより成長したいと思っています。
今後も変わらぬ御指導を、どうかよろしくお願いいたします。
 
 最後に、お父さん、お母さん。
今まで私たちを支え続けてくれてありがとう。
一緒に庄内中の校門をくぐった時から今まで、
私たちはちょっぴり大きくなったでしょうか。
これから私たちは大人の世界の扉を叩きます。
いくつもの困難が待ち受けていると思いますが私たちが迷った時には、
また少しだけ背中を押し、応援してくれれば幸いです。
人を思いやり、自分と社会の幸せを追求し、
いつまでも好きな自分でいられるよう、これからも努力することを誓います。


 大人の僕も傷ついて 眠れない夜はあるけど
 人生の全てに意味があるから おそれずにあなたの夢を育てて
 いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
 笑顔を見せて 今を生きていこう


 お別れの時が参りました。
皆様の御健康と御多幸、庄内中学校の益々の御発展をお祈りし、
旅立ちの言葉といたします。


皆様、本当にありがとうございました。さようなら。
 
      第四十七回卒業生代表


今のキミを忘れない

2013-01-13 21:30:39 | 心に伝わるback Music
今回は 卒業生に送る曲です。
ナオト・インティライミ の 今のキミを忘れないです。
そして学校の友達や恋人と違う道を歩いて行く、Tくんの話です。

心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。


34作目
ナオト・インティライミ の 【今のキミを忘れない】

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪~~今のキミを忘れない♪




長文になりますので、時間の有る方は続きを
では親友Tさんの話より。


親友Tへ、卒業おめでとう。

先日、オレの親友が母校の群馬県立T高等学校で講演会をしたと。
彼の母校はオレの母校でもあるが、彼は卒業を待たずして2年で高校を去ってしまっていたんだ。

そんな彼だが今回の講演後、なんと生徒会長を中心に生徒達の発案でサプライズ卒業式をしてもらんたんだって!!!!
卒業証書も貰えて、もうさぁ、嬉しくて嬉しくてさ、どうしても書きたかったんだよね。

彼とは中学で初めて出会い、中3でアマチュアバンドコンテストに出場する為に初めてオリジナルバンドを組んだのも彼とだった。
そしてケツの青いオレ達は同じ夢を見て同じ高校に進学したんだ。

ライブをし、アマチュアバンドコンテストにも沢山出場した。
そんな中、彼は高2の時に音楽の道で生きていくと最大級の覚悟を決め、高校を中退した。
オレは卒業はしたけど彼と組んでいたバンドで一緒にプロになる夢を見て進学も就職もせず、
バイトをしながら何だかんだと20代半ばまで一緒のバンドで過ごしたんだ。


多感な10代から20代を共に過ごし、
同じ夢を見て、
同じ涙を流し、
それでも結果、組んでいたバンドでプロになるという夢は叶わず道は分かれてしまったけれど、あの時あの瞬間に夢を諦めずに生きてきて良かったと、ほんと思うんだ。

この歳になってもお互い中身なんてバカをやっていたあの頃のまま、
自分を信じ、
何かに抗い、
泣き、
そして笑い、
幾つもの出会いと別れの中、心から守りたいと思える人と出会い、
新しい命を育み、
守るべきものをその背中に背負い、
今を生きている。

親友であり戦友でもある彼にこの先も、幸多い事を願う。
そして、そんな粋な計らいをした我が母校、群馬県立T高等学校を誇りに思う。


親友T卒業おめでとう。
これからも宜しく。


https://twitter.com/kentathu

卒業(そつぎょう)とは、学校の規定の全課程を修了することである。
しかし、全課程を修了しなくてもできる卒業もある。
魂が震える卒業。
by kentathu


たしかなこと

2013-01-01 00:00:38 | 心に伝わるback Music
新年明けましておめでとうございます。

昨年はたくさんのコメント、高評価、あしあと、ヤプミー登録
本当にありがとうございました。
昨年の目標(15万アクセス)が達成出来なかったので、
今年はもう少し記事を多く出せる様にがんばります。
今年の目標は25万アクセス目指します。
本年も応援よろしくお願い致します。

今回はダンナさんが立ち寄る先々で
お土産物を買いまくる話です。

心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。


33作目は
小田和正の【たしかなこと】です。


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♪~たしかなこと~♪


長文になりますので、時間の有る方は続きを
ではSさんより

去年新婚旅行に行った時の事。
ダンナが立ち寄る先々でお土産物を買いまくるの。
私はお土産なんて適当にチャッチャッと決めて観光を楽しみたいのに
「これはじいちゃん、あれはばあちゃんに」とか言って
お菓子に置物にハンカチに財布にって
結局ものすごい量になってしまった。(10品以上あったと思う)
なんかせっかくの新婚旅行なのに
祖父祖母のお土産のことばっかり考えてるダンナに腹が立って
夜ホテルでちょっと文句を言ってしまった。

そしたらダンナは中学時代の話を始めた。
当時ダンナはいじめられっこでクラスに友達が
一人もいない状況で修学旅行に行って
辛くて辛くて早く帰りたいと思いながら
ほとんど放心状態で過ごした。
で、帰ってきて母親に「お土産は?」と言われて
初めてお土産を買ってないことに気が付いた。
特に祖父祖母はお土産を楽しみにしてたらしく、
その時の落胆した顔が忘れられないと。

だからそれ以来、旅行したらついついお土産を
買いすぎてしまうのだとか。
最後にダンナは「せっかくの新婚旅行なのにごめん」と謝ってくれた。
私も自分の事ばっかり考えててごめんねと謝り返した。
それから旅行を満喫して帰って祖父祖母にお土産を持って行ったら
全部を大事に抱えて離そうとしないの。ほんとに喜んでくれてるんだなあ
と思ってすごくうれしかった。

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今、里帰りや旅行に出かけている方、
お土産を待っている人は居ませんか?
目をつむって思い出して下さい。
by kentathu