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故郷は遠くにありて・・・【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈1〉

2022-08-30 | こころの旅


        ・・・・・音楽(歌謡曲)と映画と原作本と・・・・・
 
 1963年の6月頃だったか、詰襟をステージ衣装に舟木一夫が【高校三年生】で颯爽とデビューし、
その年のミリオンセラーの大ヒット。小学生ながらすごく身近に感じ、早く高校生になりたいと思った。
それからずっと舟木一夫ファンとして半世紀・・・今も変わらず舟木一夫ファンである事を再認識しました。
 さて、・・・人生の一つの節目とでも言いますか・・・故郷の出身高校の同窓会を企画開催し、また、
中学校の同窓会への出席など、今までになく大変懐かしく感じる中で、何か【忘れ物】をしていたので
はと、・・・青春を回顧し当時の記憶を辿りたいと考える様になりました。そんな遠い記憶の中での時代
背景や潮流を考えると記憶の中の映画やその原作本・主題歌=歌謡曲の融合があって十代の若者
世代のニーズにマッチしヒットしていた事を、私としては、後年、その潮流に憧れて生きて来た様に思う。
 当時、青春文学の先駆者石坂洋次郎さん・石原慎太郎さんや富島健夫さん等がおられたが、石坂
洋次郎さん作品は、【青い山脈】・【山のかなたに】・【あいつと私】・【雨の中に消えて】・【北国の旅情】
【青春の鐘】、石原慎太郎さんは【太陽の季節】等で、戦後の復興から高度成長期へ又、若者の一部の
左翼思想への弾圧や学生紛争の時代へ流れて行く時、・・・そんな中で幾度も映画やTVドラマ化され、
その時代の若者たちに支持共感されて来たものは何だろうかと疑問に思うことがあった。そして、また、
映画と原作のギャツプは何だろうかと考えるようになった。そこで、映画は見たものの原作は、読んでい
ない。従って、原作本を読む必要があるだろうと考え富島青春文学を読んで行く事にした。
 遅ればせながら富島健夫さんは、1962年の4月から1963年の3月まで学習研究社の雑誌『美しい
十代』に【明日への握手】を連載されていた。それが、1963年11月に大映より映画化され、主演は
倉石功・姿美千子・舟木一夫【高校三年生】の【原作】であり、勿論、その年に大ヒットした主題歌が舟木
一夫歌唱の【高校三年生】だった。また、それ以前にも、富島健夫さんの【雪の記憶】が、佐久間良子さ
ん主演で【故郷は緑なりき】として東映から公開されており、後に1965年【北国の街】として和泉雅子、
舟木一夫のキャストで日活より映画公開されています。その後【君たちがいて僕がいた】は、原作名の
ままで映画公開されました。そして、【ああ、りんどうの花咲けど】もTVドラマ化の企画も上がっていたそう
です。つまり、流行作家《富島健夫》と流行歌手《舟木一夫》の融合により《ジュニア世代をターゲット》と
した顧客ニーズの時代背景があったことは見逃せない。
 私は、舟木一夫のファンであると同時に、我が故郷の福岡県京都郡出身(但し、1945年~1950年頃
の4~5年の居住)のジュニア文学作家富島健夫ファンでもあります。富島健夫さんの作品には、自伝
的な内容のものが多く、福岡県立豊津高校(現:育徳館高校)で学び青春を育んだ、その体験が原点
となり,そこから滲み出てくる地域の情景描写等がリアルで・・・少し時代が違いますが、・・・私としては、
大変身近に感じ好感が持てるところです。また、先の『明日への握手』=【高校三年生】・『雪の記憶』=
【北国の街】・【君たちがいて僕がいた】等々の原作を読み映画を観賞していくにつれ、深く検証したい
衝動に駆られてしまいました。
 そこで、定年後、仕事に少し時間の余裕が出来てきたこともあり、【マイブーム】として【富島健夫青春
文学】を検証すべく、現存する富島健夫初期作品の身近なものから手あたり次第購入しています。
 ・・・と言うのも、私が中高生の頃は既に富島健夫さんは、官能小説の巨匠と呼ばれるほどの作家で
書店で探したり購入するには、一寸、気恥ずかしいところがあり、殆ど読めていないのが実情でした。
 そんな中、【富島健夫研究会】主宰の荒川佳洋氏著作【ジュニア】と【官能】の巨匠富島健夫伝に出会
いました。この書籍をガイドブックとして、私の青春の回顧【遠い背景の記憶】を辿り検証してゆきたいと
思います。 

・・・・・富島健夫没後、20年生涯700冊以上の作品を刊行されておりますが、富島健夫著作本の書店
在庫は殆どなく、もっぱら、ネット頼みとなっています。作品によっては、国立国会図書館ルートでの検索
で探すことは可能です。しかし、やはり、富島ファンとしては、各出版社より再刊行を切に願う次第です。
 斯くして、マイブームをスタートして六年目となります。荒川佳洋氏の【富島健夫伝】の作品年譜を
引用し、1953年からの富島作品を一覧表スタイルに改編転載しました。また、自分史年譜を重ねな
がら時代ごとに【富島健夫作品】を読んでいます。・・・・・

・・・・・現在、青春文学路線から時代の流れの中で、推理小説の範疇に寄り道したりしていますが、これも、
富島作品を読んでゆく中での醍醐味だろうかと思う。・・・・・

 そこで今回は、富島作品を読んでいく指標である【富島健夫 作品年譜】1953年(昭和28年)~1966年(昭和41年)

を紹介します・・・

年代 年号 出版社 作品内容
1953 昭和28年 新潮 ①【喪家の狗】
1954 昭和27年 街-5号 【肌の温度】
1956 昭和31年 三田文学 【壁一重】
現実 【緋色の傘】
文藝 【啞】
河出書房 ②【黒い河】
1957 昭和32年 文藝 ③【鮮魚の匂い】
【黒い河】松竹映画化
1958 昭和33年 文学者 ④【考えない人】
学燈社 ⑤【燃ゆる頬】
平凡出版 ⑥【雪の記憶】
角川書店 ⑦【故郷の蝶】
文学者 【夜と客】
平凡出版 【燃ゆる頬】
1959 昭和34年 読切倶楽部 十代の狼(筑紫太郎)
若人 ⑧【白い一本の道】
読切倶楽部 美貌の罠(筑紫太郎)
河出書房新社 ⑨【七つの部屋】
映画芸術 《夢の話》
1960 昭和35年 河出書房新社 ⑩【雪の中の信子】
《若者たち》(放送劇)
読切倶楽部 夜叉姫剣法(筑紫太郎)
彌生書房 ⑪【若葉の炎】
クイーンマガジン 《犬の幽霊》
若人 《夜の青葉》
大映東京 【雪の中の信子】(映画化)
新婦人 名作ダイジェスト
読切倶楽部 女の遊戯(筑紫太郎)
傑作小説 《悪事のいましめ》
読切倶楽部 飛び込んできた女(筑紫太郎)
荒地出版社 ⑫【二人が消えた夜】
1961 昭和36年 新婦人 名作文学シリーズ
文学者 同人雑誌評
文学者 ⑬【ひも】
角川書店 【昭和文学全集 丹羽文雄】
丹羽文雄アルバム 《師の一言》
大学進学コース 《若い日の悔恨》 前編
雪華社 ⑭【容疑者たち】
大学進学コース 《若い日の悔恨》 後編
ニュー東映 【雪の記憶】が「故郷は緑なりき」
美しい十代 《夜の音》 前編
週刊読売 《少女の実験》
歴史読本 維新哀話・会津少年の切腹始末
美しい十代 《夜の音》 後編
美しい十代 《故郷は遠きにありて》
1962 昭和37年 美しい十代 《星は若くて消えた》
PR誌プリンス 《猜疑の渦》
紳士読本 《眼》
角川書店 ⑮【故郷は遠きにありて】(TBSTV)
美しい十代 《明日への握手》
文学者 ⑯《断崖》
週間平凡 《裏切られた朝》
明星 《夢の中の星》
集英社 ⑰【夜の青葉】
歴史読本 江戸の太陽族仇討ち漫遊始末
1963 昭和38年 高校進学 《揺れる早春》
ふじTV 【雪の記憶】ラジオドラマ化
歴史読本 天下相手の舌先三寸由比正雪
若人 【青春前夜祭】
美しい十代 《おさななじみ》
美しい十代 《私は泣かない》
学習研究社 ⑱【明日への握手】・【若葉の炎】新書
河合書房新社 ⑲【恋と少年】
美しい十代 《傷ついた心》
美しい十代 《星のない夜》(前編)(後編)
大映東京 【明日への握手】が【高校三年生】映画化
秋元書房 【のぶ子の悲しみ】
1964 昭和39年 新婦人 日本若者考
美しい十代 《青春の門》
明星 《後姿》(前編)(後編)
歴史読本 妾という名の座静御前
女学生の友 《白いつつじ》
スポニチ 《にんげん牧場》・・・初めての新聞小説
明星 《君たちがいて僕がいた》(東映映画化)
文藝 《雌雄の光景》
女学生の友 《悲しい恋》
明星 《はじめての異性》
明星 《夜も昼も美しく》
マーガレット 《サフランの花咲けば》
明星 《天使はへそまがり》
女学生の友 《オシの少女》
美しい十代 《その日九人の乙女は散った》
河出書房新社 ⑳【雌雄の光景】
秋元書房 ㉑【君たちがいて僕がいた】
1965 昭和40年 美しい十代 《若い樹木》
女性明星 《虹は消えない》
女学生の友 《孤独な目撃者》
美しい十代 《ボーイフレンド・試験》
明星 《鏡が夢を見てる》
文芸家協会N 《野心》(冨から富へ筆名変更)
日本放送 【雪の記憶】ラジオドラマ化
日活 【北国の街】として映画化(舟木・和泉)
マドモアゼル 《青春海流》
美しい十代 《この道をふたりで歩む》
女学生の友 《おかあさん》
週刊平凡 《恋愛百景)
美しい十代 友情の朝
女学生の友 《また会う日まで》
女学生の友 《純白の季節》
学習研究社 ㉒【青春の門】
美しい十代 《あゝりんどうの花咲けど》
女学生の友 《夜明けの星》
集英社雑誌 《制服の胸のここには》
1966 昭和41年 女学生の友 《幼なじみ》
美しい十代 《赤い一本の道》
小説ジュニア 《制服の胸のここには》ブームに先鞭
集英社 【虹は消えない】
女学生の友 《花の記憶》
集英社 【また会う日に】
美しい十代 《春の坂》
1966 昭和41年 文学者 《勝たねばならぬ》(エッセイ)・・ベトナ
ム民族解放戦線に支持を表す。
女性明星 《ちぎれ雲の歌》
小説ジュニア 《ちぎれ雲の歌》連載を移行
大阪スポーツ 《女の部屋》
集英社 【青春海峡】
女学生の友 《十五人めのあいつ》
女学生の友 《心の花束》
小説ジュニア 《美しい星への歩み》
集英社 【制服の胸のここには】・・・Kindle
文学者 《お犬さま》
女学生の友 《霧は晴れず》
女学生の友 《悲しいデート》
学習研究社 【富島健夫青春文庫】全五巻
新婦人 《椿の影》
オール小説 《湖は慕っている》
女学生の友 《ある愛の物語》
女性自身 《婚前初夜①・②》
小説ジュニア 《ふたりだけの真珠》
オール小説 《湖は慕っている》
高二コース 《愛のまわり道》
小説ジュニア 《わが青春のベアトリーチェ》

 次回は、自分史年譜を及ばずながら、紹介します・・・

 ※

 今回より、原点に返り6回にわたって【青春の憧憬】と私の青春回顧【遠い背景の記憶】を辿る検証への指標〈1)~〈6〉を掲載します。





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 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】原点回帰[77]【故郷は遠きにありて】 

2022-08-26 | こころの旅
 富島健夫氏の小説には、一つのパターンがあり、故郷がある。大抵は北九州である。そこから、進学
若しくは就職で出て行く青春期の男女がいる。当然、青春期の男女には、恋も性もある。そんな男女が、
新しい環境の中で自己に忠実に生きようとすると、摩擦が起こる反面新しい人間関係も生まれる。
 故郷での人間関係の絆が都会生活でも延長される場合もあるが、人と人とに問題や亀裂が起こるその
摩擦や亀裂を作者は書き込み、それらを掘り下げてゆく・・・自分に忠実に生きることが青春期の特権の
様なもので、その特権の実態を明らかにするための作者なのか?読者に青春の意味を説く志なのか?
 青春期に生きる人々を描き続ける意味は、作者自身の自己確認という命題の様なもので亀裂や摩擦
に執拗に迫るのは、人生の合わせ鏡の役割を果たし、それが正直な生き方でもある。合わせ鏡の為、
自己確認があるから物語が色あせないのである。
 【故郷は遠きにありて】は、T大三年生の雄一郎と高校二年生の明子との恋の物語である。この作品は
、一月元旦から始まり半年足らずの短期間の出来事だが、二人にとっては忘れられない人生の一大事
である。・・・・・・・・[解説文より引用]
JPEG1120-0052~1120-0072 P-214~P-255
 [二人の夜] を紹介します。・・・・・1976年《角川文庫 刊行版》





 次回は、 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】[78]【明日への握手】 
 《1》・・・・・《富島健夫青春文庫》3 ㈱学習研究社1966年9月20日発行を紹介します。


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 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】原点回帰[76]【故郷は遠きにありて】 

2022-08-23 | こころの旅
 富島健夫氏の小説には、一つのパターンがあり、故郷がある。大抵は北九州である。そこから、進学
若しくは就職で出て行く青春期の男女がいる。当然、青春期の男女には、恋も性もある。そんな男女が、
新しい環境の中で自己に忠実に生きようとすると、摩擦が起こる反面新しい人間関係も生まれる。
 故郷での人間関係の絆が都会生活でも延長される場合もあるが、人と人とに問題や亀裂が起こるその
摩擦や亀裂を作者は書き込み、それらを掘り下げてゆく・・・自分に忠実に生きることが青春期の特権の
様なもので、その特権の実態を明らかにするための作者なのか?読者に青春の意味を説く志なのか?
 青春期に生きる人々を描き続ける意味は、作者自身の自己確認という命題の様なもので亀裂や摩擦
に執拗に迫るのは、人生の合わせ鏡の役割を果たし、それが正直な生き方でもある。合わせ鏡の為、
自己確認があるから物語が色あせないのである。
 【故郷は遠きにありて】は、T大三年生の雄一郎と高校二年生の明子との恋の物語である。この作品は
、一月元旦から始まり半年足らずの短期間の出来事だが、二人にとっては忘れられない人生の一大事
である。・・・・・・・・[解説文より引用]
JPEG1120-0032~1120-0051 P-174~P-213
 [入江の誓い] を紹介します。・・・・・1976年《角川文庫 刊行版》





 次回は、 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】[80]【故郷は遠きにありて】 
   JPEG1120-0052~1120-0072 P-214~P-255
 [二人の夜] を紹介します。・・・・・1976年《角川文庫 刊行版》


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 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】原点回帰[75]【故郷は遠きにありて】 

2022-08-19 | こころの旅
 富島健夫氏の小説には、一つのパターンがあり、故郷がある。大抵は北九州である。そこから、進学
若しくは就職で出て行く青春期の男女がいる。当然、青春期の男女には、恋も性もある。そんな男女が、
新しい環境の中で自己に忠実に生きようとすると、摩擦が起こる反面新しい人間関係も生まれる。
 故郷での人間関係の絆が都会生活でも延長される場合もあるが、人と人とに問題や亀裂が起こるその
摩擦や亀裂を作者は書き込み、それらを掘り下げてゆく・・・自分に忠実に生きることが青春期の特権の
様なもので、その特権の実態を明らかにするための作者なのか?読者に青春の意味を説く志なのか?
 青春期に生きる人々を描き続ける意味は、作者自身の自己確認という命題の様なもので亀裂や摩擦
に執拗に迫るのは、人生の合わせ鏡の役割を果たし、それが正直な生き方でもある。合わせ鏡の為、
自己確認があるから物語が色あせないのである。
 【故郷は遠きにありて】は、T大三年生の雄一郎と高校二年生の明子との恋の物語である。この作品は
、一月元旦から始まり半年足らずの短期間の出来事だが、二人にとっては忘れられない人生の一大事
である。・・・・・・・・[解説文より引用]
JPEG1120-0009~1120-0031 P-128~P-173
 [はじめての接吻] を紹介します。・・・・・1976年《角川文庫 刊行版》






 次回は、 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】[79]【故郷は遠きにありて】 
  JPEG1120-0032~1120-0051 P-174~P-213
 [入江の誓い] を紹介します。・・・・・1976年《角川文庫 刊行版》

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 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】原点回帰[74]【故郷は遠きにありて】 

2022-08-16 | こころの旅
 富島健夫氏の小説には、一つのパターンがあり、故郷がある。大抵は北九州である。そこから、進学
若しくは就職で出て行く青春期の男女がいる。当然、青春期の男女には、恋も性もある。そんな男女が、
新しい環境の中で自己に忠実に生きようとすると、摩擦が起こる反面新しい人間関係も生まれる。
 故郷での人間関係の絆が都会生活でも延長される場合もあるが、人と人とに問題や亀裂が起こるその
摩擦や亀裂を作者は書き込み、それらを掘り下げてゆく・・・自分に忠実に生きることが青春期の特権の
様なもので、その特権の実態を明らかにするための作者なのか?読者に青春の意味を説く志なのか?
 青春期に生きる人々を描き続ける意味は、作者自身の自己確認という命題の様なもので亀裂や摩擦
に執拗に迫るのは、人生の合わせ鏡の役割を果たし、それが正直な生き方でもある。合わせ鏡の為、
自己確認があるから物語が色あせないのである。
 【故郷は遠きにありて】は、T大三年生の雄一郎と高校二年生の明子との恋の物語である。この作品は
、一月元旦から始まり半年足らずの短期間の出来事だが、二人にとっては忘れられない人生の一大事
である。・・・・・・・・[解説文より引用]
JPEG1119-0057~1120-0008 P-110~P-127
 [それぞれの想い] を紹介します。・・・・・1976年《角川文庫 刊行版》






 次回は、 故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】[78]【故郷は遠きにありて】 
JPEG1120-0009~1120-0031 P-128~P-173
 [はじめての接吻] を紹介します。・・・・・1976年《角川文庫 刊行版》


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