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🤳《不易流行》🤳あしたの詩を唄おうよ…🎵

故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】[3]『原点回帰』

2021-11-30 | こころの旅
・・・斯くして、マイブームをスタートして6ヶ月、荒川佳洋氏の【富島健夫伝】の作品年譜を引用し1953年からの富島作品を一覧表スタイルに改編記載しました。また、自分史年譜を重ねながら時代ごとに・・・【富島健夫作品】を読んでいく予定です。・・・・・

【富島健夫 作品年譜】1

年代 年号 出版社 作品内容
1953 昭和28年 新潮 【喪家の狗】
1954 昭和27年 街-5号 【肌の温度】
1956 昭和31年 三田文学 【壁一重】
現実 【緋色の傘】
文藝 【啞】
河出書房 【黒い河】
1957 昭和32年 文藝 【鮮魚の匂い】
【黒い河】松竹映画化


【自分史年譜】 1

年代 年号 年齢 出来事
1951 昭和26年 0歳 12月 福岡県京都郡犀川町(みやこ町犀川)にて
酪農家の三男として誕生。
※1945年9月GHQにより日本は、占領下にある。
※1945年~46年財閥解体・農地改革が実施され
 経済が民主化。
※1946年から47年日本国憲法の公布・施行
※1947年~教育基本法と学制改革。6・3・3・4制
 男女共学・学問の自由・女性参政権
※1951年9月:平和条約で日本の主権回復と戦争
 の終結。日米安全保障条約(旧)により在日米軍
駐留。
※1950年6月~1953年朝鮮戦争(日本経済は朝
鮮特需により景気回復
1952 昭和27年 1歳 ※4月:サンフランシスコ平和条約発効・日華平和
条約
 5月:血のメーデー、皇居外苑デモ隊と警察衝突
 7月:破壊活動防止法(破防法)
 8月:日印平和条約・IMF加盟・日本電信電話公
   社(現NTT)設立。
1953 昭和28年 2歳 ※2月:NHK TV放送開始
 3月:国際電信電話株式会社(KDD)へ国際通信
   業務を分離する。
 11月:カンボジアがフランスから独立。
 12月:奄美群島がアメリカから変換
※1953年・59年・60年三井三池労働争議
1954 昭和29年 3歳 ※3月:日米相互援助協定(相互軍事的支援)
 6月:近江絹糸労働争議
 7月:防衛省設置法(防衛省に改称)・自衛隊法
 11月:日本とビルマが平和条約締結
 12月:鳩山内閣誕生(日本民主党)
※高度経済成長期に入る(東洋の奇跡)
1955 昭和30年 4歳 ※電気炊飯器が登場する。三種の神器(白黒テレ
 ビ・冷蔵庫・洗濯機)がこの時代から普及。
※イタイイタイ病が発生(富山県神通川)
 7月:過度経済力排除法の廃止(財閥の復帰)
 8月:原水爆禁止運動
 10月:日本社会党の再統一
 11月:自由民主党が結党(自由党と日本民主党
    が合併)
 12月日本とカンボジアが友好条約締結
※砂川事件立川市砂川町=米軍基地拡張反対
 運動
1956 昭和31年 5歳 ※水俣病発生(熊本県水俣湾)
 1月:原子力委員会設置
 4月:日本道路公団設立
 5月:科学技術庁設置・日比共同声明:国交回
  復 ・売春防止法施行=売春の禁止・
 10月:日ソ共同宣言:国交回復
 12月:石橋湛山内閣(自由民主党)誕生
1957 昭和32年 6歳  1月:第一次南極観測隊昭和基地設置
弟誕生(四男)  2月:岸信介内閣(自由民主党)誕生
  3月:関門トンネル開通
  7月:国際原子力機関(IAEA)設立。平和利用と
    監視。
     国際連合に加盟

※戦後復興から高度経済成長期へ・・・・・



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故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】【青春の憧憬】[2]『原点回帰』

2021-11-26 | こころの旅

     ・・・・・音楽(流行歌)と映画と原作本と・・・・・
※富島健夫 原作【雪の記憶】を読み、日活映画【北国の街】を鑑賞すると、学生時代を回顧してしまう
のですが・・・思春期から青年期への道標ともみてとれる場面や現実味を帯びた描写に遭遇したりで、
感受性が高く結論のない心身の成長期であるが故に、成就出来なかった事柄への挫折感だろうか?
・・・いづれにせよ、《かけがえのない時代》を検証することに変わりはない。!!!
 【雪の記憶】・・・・・1958年(昭和33年)に平凡出版より刊行されましたが、私の入手できたのは、
2003年9月徳間文庫初版の再刊行本です。この作品は、1961年東映より《故郷は緑なりき》のタイトルで
映画化され、1963年と1965年に日本放送よりラジオドラマとして放送された事を私は知りません。
 その後、1965年(昭和40年)日活より《北国の街》として舟木一夫・和泉雅子のキャストで映画化されて
、映画タイトルと同様の主題歌《北国の街》により存じています。映画の内容は、原作本での登場人物の
名称や蒸気機関車での通学風景等は同様に感じますが、それ以外かなり違うようです。でも、私としては、
原作本が、我が故郷の地域名や情景が克明に描写されてゆくので映画を観ながらどうしても内容を重ね
合わせてしまうのです。・・・・・・
※昭和40年日活映画《北国の街》の原作本=富島健夫【雪の記憶】
・・・映画《北国の街》を鑑賞すると、原作本の【雪の記憶 第一章】の描写に酷似してる事が良くわかります。・・・
《映画のロケーションが長野の飯山で行われたが、作品の舞台は、福岡県京都郡近郊なので雪の積雪量は
少なく、学生帽は丸ではなく角帽です。しかし、原作本の第一章の(一)~(五)までが映画の内容としては、
一番近い様です。》



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故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】【青春の憧憬】[2]『原点回帰』

2021-11-23 | こころの旅
 
 私は、舟木一夫のファンであると同時に、我が故郷の福岡県京都郡出身(但し、1945年~1950年頃の4~5年間:苅田町京町居住)のジュニア文学作家富島健夫ファンでもあります。富島健夫さんの作品には、自伝的な内容のものが多く、福岡県立豊津高校(現:育徳館高校)で学び青春を育んだ、その体験が原点となり,そこから滲み出てくる地域の情景描写等がリアルで・・・少し時代が違いますが、・・・私としては、大変身近に感じ好感が持てるところです。また、先の『明日への握手』=【高校三年生】・『雪の記憶』=【北国の街】・【君たちがいて僕がいた】等々の原作と映画を読み観賞していくにつれ、深く検証したい衝動に駆られてしまいす。


・・・・・追記・・・・・富島健夫没後、20年生涯700冊以上の作品を刊行されておりますが、富島健夫著作本の書店在庫は殆どなく、もっぱら、ネット頼みとなっています。作品によっては、国会図書館ルートでの検索で探すことは可能です。しかし、やはり、富島ファンとしては、各出版社より再刊行を切に願う次第です。・・・・・


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故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】【青春の憧憬】[1]『原点回帰』 

2021-11-19 | こころの旅
 

・・・・・音楽(流行歌)と映画と原作本と・・・・・
 1963年の6月頃だったか、詰襟をステージ衣装に舟木一夫が【高校三年生】で颯爽とデビューし、
その年のミリオンセラーの大ヒット。小学生ながらすごく身近に感じ、早く高校生になりたいと思った。
それからずっと舟木一夫ファンとして半世紀・・・今も変わらず舟木一夫ファンである事を再認識しました。
 さて、・・・人生の一つの節目とでも言いますか・・・故郷の出身高校の同窓会を企画開催し、また、
中学校の同窓会への出席など、今までになく大変懐かしく感じる中で、何か【忘れ物】をしていたので
はと、・・・青春を回顧し当時の記憶を辿りたいと考える様になりました。そんな遠い記憶の中での時代
背景や潮流を考えると記憶の中の映画やその原作本・主題歌=歌謡曲の融合があって十代の若者
世代のニーズにマッチしヒットしていた事を、私としては、後年、その潮流に憧れて生きて来た様に思う。
 当時、青春文学の先駆者石坂洋次郎さん・石原慎太郎さんや富島健夫さん等がおられたが、石坂
洋次郎さん作品は、【青い山脈】・【山のかなたに】・【あいつと私】・【雨の中に消えて】・【北国の旅情】
【青春の鐘】、石原慎太郎さんは【太陽の季節】等で、戦後の復興から高度成長期へ又、若者の一部の
左翼思想への弾圧や学生紛争の時代へ流れて行く時、・・・そんな中で幾度も映画やTVドラマ化され、
その時代の若者たちに支持共感されて来たものは何だろうかと疑問に思うことがあった。そして、また、
映画と原作のギャツプは何だろうかと考えるようになった。そこで、映画は見たものの原作は、読んでい
ない。従って、原作本を読む必要があるだろうと考え富島青春文学を読んで行く事にした。
 遅ればせながら富島健夫さんは、1962年の4月から1963年の3月まで学習研究社の雑誌『美しい
十代』に【明日への握手】を連載されていた。それが、1963年11月に大映より映画化され、主演は
倉石功・姿美千子・舟木一夫【高校三年生】の【原作】であり、勿論、その年に大ヒットした主題歌が舟木
一夫歌唱の【高校三年生】だった。また、それ以前にも、富島健夫さんの【雪の記憶】が、佐久間良子さ
ん主演で【故郷は緑なりき】として東映から公開されており、後に1965年【北国の街】として和泉雅子、
舟木一夫のキャストで日活より映画公開されています。その後【君たちがいて僕がいた】は、原作名の
ままで映画公開されました。そして、【ああ、りんどうの花咲けど】もTVドラマ化の企画も上がっていたそう
です。つまり、流行作家《富島健夫》と流行歌手《舟木一夫》の融合により《ジュニア世代をターゲット》と
した顧客ニーズの時代背景があったことは見逃せない。
 私は、舟木一夫のファンであると同時に、我が故郷の福岡県京都郡出身(但し、1945年~1950年頃
の4~5年の居住)のジュニア文学作家富島健夫ファンでもあります。富島健夫さんの作品には、自伝
的な内容のものが多く、福岡県立豊津高校(現:育徳館高校)で学び青春を育んだ、その体験が原点
となり,そこから滲み出てくる地域の情景描写等がリアルで・・・少し時代が違いますが、・・・私としては、
大変身近に感じ好感が持てるところです。また、先の『明日への握手』=【高校三年生】・『雪の記憶』=
【北国の街】・【君たちがいて僕がいた】等々の原作を読み映画を観賞していくにつれ、深く検証したい
衝動に駆られてしまいました。
 そこで、定年後、仕事に少し時間の余裕が出来てきたこともあり、【マイブーム】として【富島健夫青春
文学】を検証すべく、現存する富島健夫初期作品の身近なものから手あたり次第購入しています。
 ・・・と言うのも、私が中高生の頃は既に富島健夫さんは、官能小説の巨匠と呼ばれるほどの作家で
書店で探したり購入するには、一寸、気恥ずかしいところがあり、殆ど読めていないのが実情でした。
 そんな中、【富島健夫研究会】主宰の荒川佳洋氏著作【ジュニア】と【官能】の巨匠富島健夫伝に出会
いました。この書籍をガイドブックとして、私の青春の回顧【遠い背景の記憶】を辿り検証してゆきたいと
思います。 
・・・・・富島健夫没後、20年生涯700冊以上の作品を刊行されておりますが、富島健夫著作本の書店
在庫は殆どなく、もっぱら、ネット頼みとなっています。作品によっては、国立国会図書館ルートでの検索
で探すことは可能です。しかし、やはり、富島ファンとしては、各出版社より再刊行を切に願う次第です。
 斯くして、マイブームをスタートして二年目となります。荒川佳洋氏の【富島健夫伝】の作品年譜を
引用し、1953年からの富島作品を一覧表スタイルに改編転載しました。また、自分史年譜を重ねな
がら時代ごとに【富島健夫作品】を読んでいます。・・・・・
・・・・・現在、青春文学路線から時代の流れの中で、推理小説の範疇に寄り道したりしていますが、これも、
富島作品を読んでゆく中での醍醐味だろうかと思う。・・・・・
故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】【青春の憧憬】
     ・・・・・音楽(歌謡曲)と映画と原作本と・・・・・
  ♬いつでも青春~懐かしいあなたに、こんにちは・・・(^^♬♬
 《富島健夫》原作 映画化代表作品
【明日への握手】 【雪の記憶】 【君たちがいて僕がいた】



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故郷は遠くにありて・・・忘れかけてた【遠い背景の記憶】[1]『原点回帰』

2021-11-16 | こころの旅
 1963年の6月頃だったか、詰襟をステージ衣装に舟木一夫が【高校三年生】で颯爽とデビューし、その年のミリオンセラーの大ヒット。小学生ながらすごく身近に感じ、早く高校生になりたいと思った。それからずっと舟木一夫ファンとして半世紀・・・今も変わらず舟木一夫ファンである。さて、この度・・・人生の一つの節目とでも言いますか・・・故郷の出身高校の同窓会を企画開催しまた、中学校の同窓会への出席等で今までになく大変懐かしく感じた事で、何か【忘れ物】をしていたのではと・・・《青春を回顧》当時の記憶を辿りたいと考えるようになりました。そんな遠い記憶の中で、時代背景や潮流を考えると映画の原作・主題歌=歌謡曲の融合があって十代の若者世代のニーズにマッチしヒットしていた。



 当時、青春文学の先駆者石坂洋二郎さん・石原慎太郎さんや富島健夫さん等がおられたが、石坂洋二郎さん作品は、【青い山脈】・【山のかなたに】・【あいつと私】・【雨の中に消えて】・【北国の旅情】、石原慎太郎さんは【太陽の季節】で等々、戦後の復興から高度成長期へ又、・・・若者の一部の左翼
思想への弾圧(学生紛争の時代へ・・・そんな中でも何回も映画やTVドラマ化され、その時代の若者
たちに支持共感されてきました遅ればせながら富島健夫さんは、1962年の4月から1963年の3月まで学習研究社の雑誌『美しい十代』に【明日への握手】を連載されていた。それが、1963年11月に大映より映画化された倉石功・姿美千子・舟木一夫主演・【高校三年生】の【原作】であり、勿論、その年に大ヒットした主題歌が舟木一夫歌唱の【高校三年生】だった。また、それ以前にも、富島健夫さんの【雪の記憶】が、佐久間良子さん主演で【故郷は緑なりき】として東映から公開されており、後に1965年【北国の街】として和泉雅子、舟木一夫のキャストで日活より映画公開されています。その後【君たちがいて僕がいた】は、原作名のままで映画公開されました。そして、【ああ、りんどうの花咲けど】も映画化の企画も上がっていたそうです。つまり、流行作家《富島健夫》と流行歌手《舟木一夫》の融合により《ジュニア世代をターゲット》とした顧客ニーズの時代背景があったことを見逃せない。
  ○青春回顧へのガイドブック○

  ※繰り返し読みます※


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