KERC活動日誌

柏アーリー・リコーダー・コンソート
古楽リコーダーアンサンブルの日々あれこれ

5月2日 練習日誌

2015-05-10 07:15:27 | 練習日誌 2011~2015 
5月2日 晴れ
 午前 柏市中央公民館 創作室2 出席者 5名
 午後 柏市中央公民館 創作室2 出席者 5名

 演奏会の後の最初の練習です。
ここしばらく演奏会の曲以外はやってなかったので、新しい曲を楽しみました。

 まずはテレマンのターフェルムジーク第2集2番(積志リコーダーアンサンブル編曲譜)第3楽章。高橋明日香先生がバスで加わってくださり、安定したリズムで楽しめます。あまり難しくなくてもバロック後期アンサンブルが楽しめるのは、さすがテレマン、名人芸ですね。
 続いて J.P.スウェーリンクのエコー・ファンタジア、4声。これもいい曲です。曲が進むにつれて景色が広がり、最後に峠を越えると明るい広い世界が・・・ と行きたいんですが、早くなるところでロレッちゃう。もう少し落ち着いて、見通しを良くしたいところ。
⇒要練習。

 午後の自主練習はターフェルムジークの続きから。バス含め4パートを交代して皆で全パートを演奏。発見が沢山。
ポーランド風の早い短調と真ん中の牧歌な長調の対比は秀逸。うーむ、やっぱりテレマン。
 次にヴィヴァルディの協奏曲「和声と創意への試み」作品8の5、エオリアンコンソート編曲版をやりました。Vnソロの部分は大変ですがソプラノさすが、1楽章はスピードを抑えれば何とかなる。気分はヴェネツィアです。イタリアの弦楽合奏系はガンバが低音に入るとアンサンブルのエネルギーバランスが豊かになるので、私的にはこういうの好きです。
 次はシュメルツアーの5声、バロックファゴットがバスを担当。ドイツバロックらしいしっかりした骨格、場面展開が見事。リズムが早くなると落ち着きがなくなる。もう少し纏めたいですね。
 最後はフルッチェハイムという17世紀中頃の曲を演奏、初めての作曲家で全員初見です。パーセル風の変化ある旋律。正統派の良曲と思いますが、長時間の演奏で疲れたためか、後の楽章は事務的になってしましました。掘り下げて楽しむところまで、もう一度やってみたいです。

 ・・・・というわけで、久しぶりに様々な曲を結構な量で楽しみました。
次回が楽しみです。

流山にて
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