そこは、数年後にはダムの底。
僕は柵を超えて1人歩く。
もはや、そこには人々が暮らした残像はない。
何台もの車が通った橋は補修がされずにアスファルトが落ち、鉄骨がむき出しになっている。
誰ともすれ違う事のない空間が心に余裕をもたせる。

K-7+SIGMA17-70
しばらくすると、空高く存在感を表す新しい橋が目に飛び込んだ。
人々が車をおり、景色を見下ろしている。
僕は、その光景を見上げている。
その距離感がたまらない。どこか心地よく、どこか切ない気持ちにさせる!
その距離感はそこで暮らした人々の想いと、その想いを断ち切りそれを建設した人々との距離間みたいな感じもした。
響く鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、笹が風に揺らされる音がよけいに心を揺らす。
この僕自身の記憶もこのダムに沈むのだろうか、、、
そうはさせたくないと思う
僕は柵を超えて1人歩く。
もはや、そこには人々が暮らした残像はない。
何台もの車が通った橋は補修がされずにアスファルトが落ち、鉄骨がむき出しになっている。
誰ともすれ違う事のない空間が心に余裕をもたせる。

K-7+SIGMA17-70
しばらくすると、空高く存在感を表す新しい橋が目に飛び込んだ。
人々が車をおり、景色を見下ろしている。
僕は、その光景を見上げている。
その距離感がたまらない。どこか心地よく、どこか切ない気持ちにさせる!
その距離感はそこで暮らした人々の想いと、その想いを断ち切りそれを建設した人々との距離間みたいな感じもした。
響く鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、笹が風に揺らされる音がよけいに心を揺らす。
この僕自身の記憶もこのダムに沈むのだろうか、、、
そうはさせたくないと思う