「なぜ、今 県産材なのか?」
1.地元で育った木だからこそ、地元の気候をよく知っている。
この地域で発生する湿気や乾燥に対して調節機能を自然に身につけ、とてもなじみが早い。
夏の暑さ、冬の寒さはもとより、風、雨、雪などといった自然災害からも私たちを守ってくれる。
青森の木は、私たちと共に成長し、生きていることを実感できる住宅にしたいと思ったからです。
2.食品と同じように、県産材の消費が地元の活性化につながると考えたからです。食品表示では、出荷先や生産場所が明記され、私たちに安心感や健康に配慮されていることを伝えてくれるが、木材はそれを気にする人が少ない。
そんな世の中にあるからこそ、地産地消を明確に唱えられる住まいづくりをしたいと考えました。
3.無垢の木がくれた副産物、「ノンアレルギー住宅」
オール県産材の家に拘ったらアレルギーゼロの住まいになりました。
先日、シックハウスアレルギー症状のある方に当社の住宅を見て頂きましたが、別段陽性反応がなく、大丈夫でした。当社の建物は安心して生活ができそうとの感想でした。
4.「杉」も丈夫で安心です。
構造材や造作材の殆どに杉を採用し、従来からこの地域では敬遠されがちな木材を使いこなせるものか、身をもって体験したかったからです。また、日本農林規格が示す強度認定もとれていますので、耐久性の面でも何ら遜色なく使いこなせましたし、留意点も確認できました。「県産杉」の持つ特長を沢山の人にこれからお伝えしたいと思います。