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「天気の子」を見て思ったこと

2019-09-04 | ひとりごと

先週、娘と「天気の子」の映画を見に行ってきました。

アニメとは思えないリアルに近い背景、とてもきれいな映像でした。

 

私が一番頭に残った場面は、ラストシーン近く、3年間も雨が降り続き、東京の街が水没しているのにも関わらず、その中で当たり前に人々が通勤し、テレビでは「穏やかな日が続き、桜が長く楽しめるでしょう」という天気予報が流れていたところです。

こんな状況が来ないとも限らないですよね

 

「地球温暖化防止」という言葉はよく耳にすると思います。

私自身もそれが自分自身にかかわる身近なものとしてとらえてはいませんでした。

でも、3年ほど前から環境省や国交省の「省エネな住宅を作るための講習会」に参加するようになり、
どれだけ温暖化が進んでいるのかが理解できるようになりました。

将来どうなるの?という不安も徐々に・・

 

実際、豪雨、猛暑、地震等全国各地で災害が相次いでいますよね

私自身は50年後、100年後は生きていません。でも子供や孫の時代にどうなっているのかを考えると、今、自分にできることは少しでも寄与したいという気持ちでいます。

個人としてはわずかなことですが、カン、びん、ペットボトルのリサイクルはもちろんのこと、雑紙や食品トレー、洋服もリサイクルに持って行っています。

会社としては省エネな家づくりや青森県産材を使うことでCO2削減に取り組んでいます。
青森県産材を使うということが、CO2削減につながるの?ということですが、

災害を防ぐためには、国内の木を使って育てるという山のサイクルを取り戻すことも大事です。育ち盛りの若い木がCO2をたくさん吸収してくれるのです。使われない木が生い茂り、手入れされていない山は土砂崩れが起きやすいのです。

 家を建てる時、予算を考えると安い外国産の木材を使う方がほとんどだと思います。

青森県には周りを見れば杉だらけ・・こんなにたくさんあるのに、使う人が少ないので、外国産に比べると値段も高い。そんな状況なので製材所や林業にかかわる人もどんどんなくなり、手入れもされずCO2も吸収してくれない。花粉だって多くなる!

近くの山の木を使えば、輸送時間が短いので薬剤漬けの木を使わなくたっていいですし、輸送距離が短いのでトラックで運ぶ際に出るCO2排出が少なくて済みます。

さあ、青森県産の木に目を向けてみませんか?

 

今、キーポイントホームでは

日本の政府が推奨する住宅「LCCM住宅」レベルの建物を建築中です。

 

LCCM住宅とは
「建物を建築する段階から、解体するのでの一生の間に出すCO2の量をマイナスにする住宅」です。もちろん青森県産材を使用。

 

できることからちょっとずつですね。天気の子に頼るわけにはいかないのですから