ゆる旅kikky・虫日記

~~目指すは山頂からムシに変わりました
~~虫の名前はネットや書籍で調べていますが間違い多しです。

トンボもフンコロも興味なかったのに・・・

2018-02-18 10:50:37 | 
お気に入りの蔦屋書店。

どうしても欲しい「虫」の本が無くなりつつあって、

科学者や歴史家のエッセイを買うようになってきた今日この頃。

天気の悪いある休日、久しぶりに仙台市北部にある八文字屋書店に行ってきた。

市内の最南部に住んでいるので、なかなか行けないのである。

結論から言うと、また虫の本を買ってしまった。

トンボの不思議 (復刻どうぶつ社)
新井 裕
丸善出版


『トンボの不思議』

最近職場で、Oさんが採集してきたヤゴを飼育している。

1カ月以上経つが元気である。

これのエサと羽化の時期など、

あれこれ同僚と話しているうちに情がわいてきたようだ。

トンボは思っていたよりも種類が多いらしい。

シオカラ、オニヤンマ、カワトンボ、イトトンボ、赤とんぼ、カミサマトンボ、

などと名前を挙げてみたら、虫に興味がなくても結構知ってるな。

「昆虫すごいぜ」のカマキリ先生もトンボの採集に夢中だったし、

この本の著者もずっと興味が尽きないそうであるから、足をちょっと突っ込んでみようかという気になった。

ふんコロ昆虫記
塚本 珪一
トンボ出版


『ふんコロ昆虫記』

一冊まるごとフンコロガシ(笑)。

フンコロガシという虫がいるのは知っているが、見たことはない。

昆虫観察達人のS女史も、見たことがないという。

ファーブル昆虫記を取り上げた番組では、

糞虫が後ろ足で器用に巣まで遠距離を転がしていた。

しかしこの本を見ると、糞の真下や、近くに巣をつくるようである。

昔オーストラリアで移民が家畜を放牧した時に、

糞虫がいないので家畜の糞がたまる一方だった。

そこで糞虫を他の大陸から連れてきて放牧地に放したらフン問題は解決したという。

また、うちの庭には冬になると近所の猫が糞をしていくのだが、

夏にフンに悩まされた記憶があまりない。

糞虫が冬眠しているから、

冬の排泄物が分解されずに残っているのか。

実は一年中猫はトイレとして利用していて、

夏は虫などで早く分解するから気が付かないだけかも、

という仮説を最近立てている。

多くは地味な色合いの糞虫だが、

カブトムシみたいにカッコいいのがいたり、

きれいな色がいたり、

食べ物がウンチというのが、触るときに躊躇してしまうだろうけど興味深い。

虫を知るようになって、ヒトと同じように野菜を食べる虫がいる一方で、

糞や落ち葉や、菌類を食べる生き物がいる。

食物連鎖は習っていたけど、自然てすごいなと再確認している。

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