6日ぶりに、、、零度を超える暖気が来るはず、、、、
早朝6時、、、薄らと積もった雪をポリ製の固い藁風にまとめたホウキで家のぐるりを掃いて
ストーブの前にて、、両手、両足、、背中平穏に戻す、、、20分間も、ストーブのそば。
和歌山の正月は、、、お母さんに着物を着せてもらって、、、
おじいちゃん、おばあちゃん、、、近所のおばさんに、、
深淵のご挨拶をして回ると、、、
あのころのお金で、、、小学生の子供に、、、
じいちゃんは、、、1000円のお年玉をくれた。
うれしかったですね、、、
おじいちゃんは80歳を過ぎた時から、、、
「遠友との手紙交流じゃ、、、」と、、
じいちゃんは時たま、、郵便局へゆっくりと歩いて行った。
昭和 45年を境に、、、大学に残った旦那さんの無給が、
里帰りの節約になってしまい、、、、親類縁者、友人、仕事仲間
すべての知人とは疎遠になった。
風呂のない,、、6畳と3畳と、、ダイニングキッチン、、、
舗装のしていない道路に面して、、、一日中、、、「馬糞風がガラスを曇らせる
それでも、、、和歌山やきものの、、松の絵の施された重箱に
北海道で、、、初めて見たような、、、飯鮨、、とか、、、数の子、、ホタテ、、、
結婚前の3年間で貯蓄した月給を、、、神様の恵みと思って
思いっきり、、おいしいものを買って、、、北海道の正月を過ごしたっけ、、、ね。
ダンナさんは、、、「白い巨塔の、、、御意!!」 頭のアガラナイ新参者。
4年間は、、、毎年、、正月を迎える地域が違っていましたね。
2間のアパートは、、一か月、、、丸々、、、留守宅にして
正月当直の新参者の医局員は、、正月も、、、休みもなかったけ、、、
留萌の正月は、、、一間しかない宿舎と、、、台所が数家族と共有で
床掃除に、、、お湯で絞った雑巾を使ったら
全員の共有の台所が、、、スケートリンクになってしまい、、、
「誰だ!!、、、スケートリンクにした者は!」
大酒飲みのT先生が、、、正月の、、、一升瓶を抱えたまま、、、
食堂で、、、不意打ちの足元のリンクをカワセナイデ、、、
ヨッバライは転んでしまった。
東京の13年間、、、駿河台の日大理工学部の学生たちとの正月、、、
古い暖簾の蕎麦屋に行ったり、、、ジローの「サバラン」ケーキを食べに行ったり
教授命令で、、、東大の医学部の薬理に勤務した正月は
教授の自宅で、、、お正月を過ごせましたね。
普段は、、大きな長い机で、、、多くの大学院生にかしずかれている、、、、先生が、、、
お正月の、、みんなを招待した自宅では
奥様に命令されて、、、
「キャベツが足りない!、、、あなた、前の店で買ってきて!!」
教授は、、「はい!、、行ってきますよ、、、」
「うちの奥さん、、逆らうと怖いからね、、、すぐ戻ってきますから、、、」
正月も、、店を開いていいるから、、、東京はすごいよね!!、、
昭和42年の正月風景でした。
天下の東京大学の、、、国際的にも名前が知られている、、、
基礎の医学部の先生宅は
奥様には頭が上がらないようでしたね、、、。
臨床の医師と違って、、、基礎医学の医師は、、、当時10万円の給料袋を
私に見せてくれました。
「2万円では生活できないので、、、」
退職して、、臨床病棟に勤務した私でした。
昭和42年の東京は、、、一握りのお金持ちが
戦後の復興からの、、、22年目を、、、正月気分で過ごせていたのでしょうか?
映画が、、、娯楽の主流でしたね。
令和の時代は、、、スマホ、、、さえ、、あれば
ゲームに狂える正月の若者でしょうね。
電子の粒子を操った、、アルゴリズムの情報が集積した回路を
AIが、、、人工頭脳の即時即決の判断で、、、ゲームは展開されてゆく、、、
ゲーム機を見ていると、、、人間が作った機械ながら、、、人間が振り回されてゆく正月に
やっと、、、小学生の一握りが、、、ゲームに振り回される時代をかき分けて
アルゴリズムを理解して、、AIを使いこなして、、、
「ゲームの政策に取り掛かっているから,、、、後世、、、恐るべしであるね!」
小学生が、、、プログラミングで、、、ゲームを、、オリジナルに制作している時代だから、、
天気予報も、、、あちこちで,、、瞬時に変わる戦場付近一帯の爆発は
予報のためのAIの結果も、、瞬時に代わるのは仕方のない、、空模様とあきらめる。
正月早々、、、TVの画面を見る暇のない、、雪の中で、、、
何時間も雪をかきながら、、、、頭の中だけは、、、
昨日まで見たTV番組の復誦をしながら
30度ほどの傾斜の、、車庫の雪をおろして、、、家に戻ると、、、
旦那さんが、、、
昨日つくり置いた煮物に、、、春菊や、キノコを足して
おもちを入れた、、雑煮を作ってくれていた。
しかし、、、焼いたままの餅を添えてくれたほうが、、、
食べる間際に、、、焼いた餅を適当にちぎって、、雑煮に入れないと、、、
年寄りの私たちは、、、おもちが、、のどにひっかっかって、、、
正月の雑煮が、、、最後の食事になってはツマラナイカラ、、、
せっかくだけど、、、
このもちは,、、
柔らかく煮すぎていて、、
「食べると、、、救急車って、、、ことにもなりかねませんね、、、!」
雑煮を作った旦那は、、、自分の分は、、焼いたまま、、、
ちぎって、、小さくして食べていいる。
私は、、、試されたのかもしれないから、、、
ドロドロット、、、
軟度を増した、、、危険んだと推測されるもちは、、、
食べずに残した。
お年寄りの皆様、、、もしこのサイトに、、、寄り道されるご縁がありましたら
お正月のお雑煮は、、焼いた餅を煮てしまっては、、、
「のどに、、お餅を詰まらせて、、、」
お正月が,、大騒ぎにならないように
文字どうりの老婆心で、、、おもちには、、どうぞ、、ご注意を!!
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