花鳥風月、、2023年からの第二の日記

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椿の原種が35年ぶりで、、、咲いてくれました。

2024年12月22日 | 日記

40歳過ぎたころ、息子たちが私大に進学して、

どこのうちでも体験する、、、103万円までの共働きを体験中の時でした。

北大植物園に勤務していた吉田先生の指導で、植物園で働く人々と、

対馬の山の探索に出かけました。

国立大学の学会活動の一環だということで、

山野で見つけた「椿」の原種の一枝を、研究用に頂きました。

札幌に帰ってきてから、、、吉田先生の教えの通り、、、

発芽剤を切り口に塗って、、、、湿った土に指して、、日陰におくと、、、

 根が出てきました。

あれから、、、35年もたちますが、、、

北海道は対馬と違って、、、厳寒期があります。

鉢植えにして、、、寒くなると、、家の中に取り込んでおきました。

 

   「対馬の原種の椿」は、、、長い間、、、

           咲いてはくれませんでした。

 

君子蘭の育て方も、、北大植物園の吉田先生に教えていただき

  直射日光の当たらない日陰で、、、穏やかな光を当てると、、、

    「実生の欄」が、、、発芽して、

          見事に咲いてくれたのに、、、

      

 

  「対馬の原種の椿」は、、、蕾を持つときもあったのですが、、、

    目を離すと、、、咲きかけのまま、、

           、花は落ちてしまうのでした。

 

  35年もたって、、、

    息子も、、孫たちも、、、成人したこともあって、、、

   家の中は植物だらけになりました。

      外は雪、、、

        私の部屋は、、植物が咲いています。

             そうです、、、長い間咲かなかった、、、、

                 「対馬の原種の椿」です。

 

     今度は、、つぼみが、、咲きかけようとする段階で、、、

               落ちてしまうことはありません。

 

:::***** 今年は、、特別のケアをしてみたのです。*****:::

 

   北大の植物園に、通っていた頃

     助手だった吉田先生が、、、

    「ゲンチアナ」の花を咲かせた

           お爺ちゃんの本を見せてくれました。

      「ゲンチアナ」という植物は

              一人のお百姓さんのおじいちゃんが

 

          学者のだれもが、、、咲かせるkとのできなかった花を、、咲かせたのでした。

 

     北海道のとある山中の薬草園に、、、有志が建てた「おじいちゃんの銅像」が

     薬草園の中に立っていました。

      そのおじいちゃんは、、、

         学者に頼まれて、、

           「ゲンチアナ」の栽培をはじめたそうです

      寒い冬を体験させるために、、、

                 冷蔵庫に種を入れて

     「ゲンチアナ」の故郷の冬を

               冷蔵庫の中で、体験させたそうです。

 

      コロンブスの、、、卵と、、、同じですよね!!

 

     当たり前の発想に見えて、、

             なかなか、、、

                  視点は、

                   愛情も,観察も、、

                     研究心も、、、

                        生まれたままの深い、洞察眼である

 

        当たり前のようでいて、、、当たり前ほど、、、気が付かない、、、

      「水谷の爺ちゃん」のゲンチアナの植物は、、、

           ある年代まで

        学者の間の「ゲンチアナ研究材料」として、

 

               『基準植物』に指定されていた。」

 

          北大の植物園の吉田先生は、、、

             学者が研究に使う基準植物のうちでも

                「ダイオウ」と、、、「ゲンチアナ」、、、の栽培が、、、

                追従を許さないほど

               基準を満たした植物栽培を、、、

                 {天然の感}???。。。。の良さで、、、?

 

                  やってのけていた。

 

           私は、、、当時,、

             「漢方薬の煎じ薬」に興味を持っていて

          原材料の生薬学の栽培植物の実地に、北大の薬学部の聴講生になって

          植物園の吉田先生の、、、

              「土」と親友だといわんばかりの「手」を見て、、、

               実地見学に日参する時期があった。

           

         40歳過ぎた、、おばさんが、、、

          50歳半ばの大学の助手さんの

                   温室やら、、植物畑で、、、過ごして、、

          昼過ぎには、、、自分の時代には

                「カリキュラム」になかった「免疫」の講義を受けていた。

 

          吉田先生は、、医学部の先生方や、、登山家と、

                エベレスト山に登頂したのは

                     結構、、みんな知っていた。    

          86歳前後で亡くなられた、、外科の先生らとともに、

                         登山愛好家らとの実績で

          その時は、北海道新聞にも写真入りで報道されていたから、、、

           先生が見せてくれた、、、エベレストの、、、

                    ここからは 植物が無い!という、、、境目の、、、

                       コケを、、見せていただいた。

 

           それが、、、きっかけになって、、、

            北大薬学部の三橋先生時代に、、、

                 私が習った日大の滝戸先生らと

             北大は交流があったこともあ、、、

            気持ちがノリノリになって

            富山薬科大、、、金沢大学、、、と

           薬草探索の登山に、、と、

           参加するようになりました。

          今は、、もめていますが、、、

 

           韓国と日本は、、とても、、学問の交流が盛んでした。

 

         白山は、、世界遺産の、、、合掌造りの村の近くにある高山ですが

         真夏の学会の後のイベントだったので、、、私も参加できました。

           韓国からは、、、60人以上の参加者があったほど、、、

              日本は、、40年前には、、素敵な登山の薬草探索交流があったのですよね。

            吉田先生は来られませんでしたが、

             白山登山は、、日大時代の山内先生や、

                  お年を召された「滝戸先生」らと、頂上の雪を目指して

                    せせらぎを渡りました。

           発起人は、金沢大学の御影先生で、、、この先生は、、、

            エベレスト山の「ダイオウの原種に近い植物など。。。」

              「ランの原種、、、パフ」などにも詳しくて

             登山口まで、、バスの中で、、、お話を聞くことができました。

             2時間ほど歩いたところで、、、滝戸先生が、、、山を下りる予定だったらしくて、

             私も、登山口まで一緒に戻り、、、

                 先生がバスで帰宅に向かうのを確認してから、、、

              私は、、、再び、、せせらぎを渡り、、、

              単独登山のような、、、マイペースで、、、

             馬瀬のコースを避けて、、、素人向けの小道のコースを、、

             植物を観察しながら、、、ゆっくりと、、一人登山を楽しみました。

              ヤホー!!!叫ぶと、、、先に言っているみんなの声が聞こえてくるので

              焦らず、、単独登山をマイペースで、、、続行して

             頂上に着いた時は,、皆より、、3時間ほど遅れて到着しました。

               頂上で山内先生に合流して、、、滝戸先生が、途中で帰られたことを報告すると

              「送って行ってくれて、、、助かったといわれましたが、、、

                  先生は 激務が続いて、、休息を選択されたのだろう、、と

                  山内先生は、、、ほっとしていましてね、、、。

                      でも、、学生時代のあこがれの

                       生薬学の先生方と、、、20年以上たって

                     国際学会のイベントで、、、

                    お役にたてるなんて、、、日ごろから、、足は鍛えておくものですね!!

                  私にとっては、、、滝戸先生から

                 女郎花の花の説明などを聞きながら、、、

                先生の後ろから歩いていたことが、、、

               偶然、、お見送りするという、、大役を果たせたのだと、、、

              ラッキーなめぐりあわせでしたね。

                学生時代から、、、尊敬していましたからね。

                   先生に学生時代提出した絵の一部が、、、今もとってありますよ。

            

 

                 

 

 

             その後、、、植物園長さんや、、生薬学の教授の先生方と

               富士山の、トリカブトの研究を兼ねて、、実地研修をしました。

 

            民間からの参加でしたが、、、道はどんどん開けていって

            中国の山並みに、探索に行けるチャンスが巡ってきまして

              北京から、山中に入山しての

                      生薬研修ができました。

                  「北京のカキ」などは、、、二段になっていて、、、

                      おいしかったですよ。

  *************************************

             吉田先生に、、、今までの見学のお礼にと

               中国の4大中医学院の「生薬標本室」の研修の写真を、、、

              北大植物園の仕事で、、役に立つかも?

                 お貸ししたまま、、、先生は、、、

                   医療大学の植物園長になられて

                     その後は、、遠すぎて

                    家庭とは両立できなくて

                    疎遠になってしまいました。

                 一回だけ、、医療大学の渡辺山に

               「むらさき」を群生させたというので

                     知人と、見学に、一日がかりで、、医療大に行ってきました。

              日本絶滅危機といわれた「むらさき」の花を、、、

              渡辺山に群生するほど、、、栽培に成功されて、、、

              京都植物園の仲良しの学者さんが、、、

                 「紫の群生」を見学にいらしていましたよね

             吉田先生は、、、世界らんの大会を先導されていたお茶大の学者の先生からも

              植物の扱いでは、、、頼られていましたね。

                佐竹先生とおっしゃったかしら?

                   マチュピチュが、、道路のないとき、、崖に張り付いて

                    崖に沿って登頂したスライドを見せてくれて

                  君は、足が天然の登山向きのようだから、、

                 この次行くとき、、一緒に、、マチュピチュ団体に入って

                   同行しませんか?

                 お誘いを受けた時は、、、ほんと、、、

                    行きたかった!!!

                      当時は貴重な薬草もあったんですよね、、、

                  主婦て、、、、つらいですよね、、、

                  旦那さんが、、反対したら、、行けませんからね、、、

                 マチュピチュが整理整頓されて、、、

                先日のTVで、、、宮様の登頂されているマチュピチュを観ながら

               日本人なら、、一度は行ってみたくなるような番組でしたね。

             よい道路ができたこともあって、、、日本人のご苦労もあって

            太古の声が聞こえるマユピチュは、、、今なら、、、

                旦那さんも、、反対派しなかったでしょうね。

 

                

              聴講生だった私は、、いつも見学者でしたので

              吉田先生が、、お茶大の教授と(佐竹先生と仰ったように記憶しています。)

               北海道の山で、、イケマ、、を探されるというので

                同行したことがありました。

                 コイケマ、、、と、、イケマ、、、の違いを聞かれて

              「先生、、それは,、イケマですが、、、こっちのは、、、コイケマです、、、」

             そんな会話で登山をして、、「マチュピチュの話」や

            「世界らんの花の展覧会」の、、新種の元の花は、、、

                 「ヒマラヤのパフ」だとか、、おっしゃって

             「ほんとかいな~~?」と答えてしまったことから、、

                結構な論文の話になり

                     「ランの新種を作る面白さ」を、、一通り聞くことができました、、、

                   その後、、東京での学会に参加することにもなり

               結果として、、、後楽園で、、欄の大会を見学するという

                植物のジャンルの楽しみ方が、、、ダイナミックに世界を参加国として

                 ご披露された、、、都会の、先生でした。

                 佐竹先生は、、、お茶大の教授だと、、

                     おっしゃっていらっしゃいましたが

                   東京薬科大学にも、、、いらしたのではありませんか?

                   薬科大の佐竹先生は、薬学生の間では著名な先生でしたからね。

           植物は老若男女の区別はいりません

                  どこの大学も、、、どこの国も、、、境界線は感じなく会話できます。

                 クリスマスツリーにするために

                      大木を切るのは、、、かわいそうだと思いますね。

                     植物は、、地球上に、、幸せな友達をつくってくれます。

                     植物のあるところは、、、

                           空気がおいしいですよ!!!

                 教授も、主婦も、学生も、、植物に関しての会話には

                  身分の差なんて、、5分で消えます。

                     みんな知っている人の話を聞きながら、、、親しく時を過ごせますよね。

              感性で、、受け止めてゆけば、、、自分の世界が広がります。

                  地球にとって、、森林伐採や、、、地球上の緑がなくなるということは

             千年単位で生きてき田、、植物の昔話のささやきを、、、

                  聞くことができないという、、、目先の100年の命が人間ですよね。

      

            吉田先生は実学の大家でいらっしゃったので

              登山をかねての探索会などは、、

               なんたって、、、

                吉田先生は山道にお強い!!  

              抗議の帰りに植物園に顔を出したら、、、

              アイヌさんの案内人と、、名寄の山に行くというので

              わたしも連れて行ってもらうことにしました。

              なんとなんと、、、低い山でしたが、、、

              山頂は、、岩がごつごつと、、大きな盤岩台になっていて、、、

                10メートルぐらいの下の岩の盤岩に、、、

                 、、ギヨ!、、、!、、、!、、

              クマが5匹も、、たむろしてたんです。

               北見工大から参加していた、、、

                  Y先生は、、、

                 坂道を、、すごい速さで、、、下山してゆきました。

             「吉田先生は、、言いました。」

              「北海道の植物探索で、、クマに会うことは,、めづらしくないんだよ!」

             「10メートルも段差があるし、、反対側の斜面なので、、、

                 静かに、、今、、上ってきた道を、下ればよいからね、、、」

                「熊だって、、人間の集団は、、、怖えんだよ、、、!」

               そういって、みんなをまとめて、、、静かに下山しました。

 

                 北海道の山には、、、それ以後、、、

                  お誘いを受けても、、、いけなくなりましたね、、、、。

             もう、、とっくに、、、

                 星の世界に旅立たれた吉田先生ですが、、、

             お葬式にも、、ゆかれませんでしたが、、、

                 一聴講生として、、、多くの実践を見せていただきましてね。

                吉田先生と、、博多で合流して、、、セスナ機で対馬にわたり、、、

              「キコさんよ~~対馬の山は500メートルの小山だから、、行くかい?」

             「500メートルなら、、、散歩だね!」

              私は、、、アホです、、、、ズックで、対馬に行きました。

               初めの30分は、、ズックで十分でした。

                鳥居をくぐって、、10分も歩くと、、、斜面が急になってきました。

 

              さ~~~あ~~~大変です!!

              対馬の山はロック、、ロック、、、岩の、、、のぼりだったんです。

                 ズックで登り切ったときは、、、

              足の裏が痛くて、、、ひりひりしていましたね。

        その帰り道、、藪の中に侵攻した一団は、、、

           研究登山の許可を得ていることもあり、、、

               山椒の原種や、、、椿の原種のの枝を採取して、、

                   帰郷する時は、、、博多まで一緒で、、、

                      解散した後は、、、吉田先生や植物園の先生とは別れて

                   直行帰宅して、、、椿を、、発芽薬剤に浸して

                     湿った泥に何日も栽培して、、、

                     目が出た時には、、、「幸せでしたね」、、、

                 しかしそれから、、35年も、、、花が咲かなかったのです。

               今年は、、吉田先生が、ツンドラの国の植物の発芽には

                  発芽の時

                   「冷蔵庫に種を冷やして、、、故郷の大地に落ちた種のごとく

                      植物を、、、だましちゃうのさ、、、」

                 そういっていたことを思い出し。。。。

                今年は「対馬の天気予報の通り、、、11月末の冷気を利用して

                   対馬の冬から、、体験させて、、、湿気も、細やかにスプレイして

                   はるがきましたよ~~~~って、、ストーブ炊きっぱなしの

                   1月を体験させているうちに、、、

                  つぼみがどんどん、、、増えてきて、、、

                  とうとう咲きました、

 

                これが、、北海道の、、マイナス4度の気温の中で

                  ストーブをたいている部屋が暖かいので、、、

                春と間違って、、、咲いてくれたんでしょうね,、、(^^)👈

                多くの研究成果が、、、私の頭の中だけで、、、通り過ぎてゆく、、、

               80歳は、、、発言しておく日記帳も、、、

                 孫子がネットで読むことがあるかもしれませんよね。

                        

     

           

          素敵でしょう!、、、ありがとう、、、咲いてくれて!

 

 

              

             我が家の部屋は、、、植物が、、、友達なんです。


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