平成22年5月4日(火) 富士山の抜群の眺望が望める「天恵の湯」の露天風呂で入浴をした後、私達は、山中湖畔のスーパーで夕食の買い物をすまして、国道138号沿いにある道の駅「富士吉田」に向かって行った。
この道の駅は、山梨県にあり、昨年も何回か利用している馴染みの道の駅で、片隅にある 「富士山の名水」 が、私達の喉を潤してくれる。
車内で夕食をすまして、車外に出ると澄みきった夜空に星が輝き、明日の天気を約束してくれているようである。
5月5日(水) 子供の日の今日は、早朝6時に目覚めると、山の彼方のぱっかりとした富士山が、見事な顔を出している。
昨年は、3日目にようやく顔を出してくれた富士山であったが、霞が強く、はっきりとした姿ではなかった。
しかし、今朝の富士山は違っている。 霞もなく、この季節では最高の富士山が望めている。
思わず心に躍動感が走り、ルンルンした気分にさしてくれる。
早速、妻を起こして、朝食もとらず、富士山や湧水の景勝地で知られる山梨県忍野村に向かって行った。
忍野八海からの富士山
富士山のビューポイントで名高い「忍野八海=おしのはっかい」近くの駐車場には午前7時頃に到着する。
訪れた時間が早いせいか、数人の人たちがまばらになって観光している。
忍野八海の周りには、合掌造りの家屋が建ち、中央にある池と池の間には島があり、橋がかけられている。
合掌造りの脇に造られている水車と、壁に干されている黄色いキビが日本情緒を高めている。
その前方にある頂きには、白い雪をかぶった富士山が堂々と聳えている。
この光景を昨年は期待していたがかなわず、今年、訪れてやっと富士山に会えたような気分である。
ここから見る富士山、透き通った青い清水と、日本の伝統家屋がうまく調和している。 まさに富岳百景の景観である。
忍野村の観光の中心地は、ここ、忍野八海の湧水群である。
この湧水群は、富士山の伏流水が80年の歳月をかけて濾過し、湧水となって8箇所の泉を作っている。
忍野八海は、国の天然記念物や、名水百選にも指定され、新富岳百景の選定地にも選ばれている。
忍野八海と日本の伝統家屋が富士山と調和して里山の風景をつくっている。
池の間には中池がある。中池の周りには小さな広場があり、その外周には手摺が造られている。伝統家屋の合掌造りの壁には黄色いキビが干されて、昔の農村や里山風景をかもしだしている。
良く似合う日本の合掌造りと富士山、奥には水車も造られている。
八海の清水を泳ぐ銀色の鯉と、逆さに映る大樹が神秘的な光景をかもしだしている。
忍野の畑からの富士山
富士山が望める忍野村八海の見学を終えた後、川沿いの道を進んで行くと、富士山が望める絶好の場所に出てくる。
この場所は畑になっていて、両サイドに紅い花が咲き、富士山の季節を感じさしてくれる。
上記の写真撮影を終えた後、桜の花は散ったあとであるが、小川の両サイドに桜並木のある場所に出てくる。
忍野に流れる小川の桜並木からの富士山
この桜並木の小川も富士山の絶好の撮影ポイントで、2週間程早けえば、満開の桜と富士山が望める絶好のポイントであった。
この場所には先客がいて、三脚を立てながら富士山のシャッターチャンスをうかがっている。
私はこの人の後方から、少しずつバックしながら富士山を撮影していく。
紅い花と緑に囲まれた小川、桜や前方に見える橋が、富士山との情緒を一層高めてくれている。素晴らしい景観で、農村の落ち着いたたたずまいと、富士山をうまく調和さしている。
忍野村での観光を終えた後、私たちは山中湖方面に向かって行った。
10分ほど走ると山中湖の北側にある湖畔道路に出てくる。ここから1km程進むと、湖畔に駐車場と公園が一体となって、富士山の眺望が抜群の場所がある。
私たちは、この公園でテーブルと椅子を取り出し、眼前に見える富士山と山中湖の光景を見ながら朝食を摂ることにした。
やはり、絶景の場所で摂る朝食やコーヒーの味は最高で、私たちの気ままな旅の楽しさを最高潮に味わせてくれる。
早朝の山中湖でボートで釣りを楽しむ人達と富士山
山中湖は、山梨県南都留郡山中湖村にある淡水湖で、富士五湖のひとつである。
富士五湖の中で最大の面積を持ち、湖面の標高も富士五湖の中で最も高い位置にあり、日本全体でも第3位にランクされている。
逆に水深は富士五湖の中で最も浅い湖である。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。
山中湖畔道路からの富士山、湖畔の公園には外国人観光客も多く、仲間たちと談笑しながら富士山の景観を楽しんでいる。
湖畔道路を半周し東側に出てくる。ヨットハーバーがあり、富士山が望めている。日本有数の高原リゾート地としての風景を感じさしてくれる。
山中湖を悠然と泳ぐ白鳥と富士山が見えている
私達は山中湖畔から、富士山の抜群の眺望で知られている三国峠へ向かって行った。
三国峠は、山中湖から県道730号 山中湖小山線を登っていくと、三国峠へ至る途中の所にあった。
道路の脇に車が数台駐車できるスペースがある。
ここは通称「パノラマ台」と名づけられ、山中湖、富士山を望むビューポイントとして有名である。
パノラマ台からは、天気次第で南アルプスまで見え、また、夕暮れどきには赤く染まった富士山が美しくみえることでも知られている。
快晴が約束される朝には、夜明け前からカメラマンが三脚を立てて並ぶ、富士山の代表的な撮影地にもなっている。
パノラマ台から山中湖と富士山を望む
パノラマ台にある桜の枝下から山中湖と富士山を望む。
山中湖畔の展望台から山中湖岸と富士山を望む。
さわやかな高原の空気が漂う山中湖畔のテニスコートで、プレーに熱中する人達と富士山
パノラマ台からの山中湖や富士山の眺望を楽しんだ後、元来た県道を下って行くと、湖岸には、たくさんのスポーツ施設があり、高原独特のさわやかな空気が漂い、若い人たちが熱心にプレーや練習に取り組んでいる。
こうした光景が山中湖畔や周辺を、リゾート地としての地位を一層高めているように感じる。
山中湖岸道路の脇にある展望台に立ち寄り、山中湖や富士山の景観を楽しみながら過ごした後、私達は河口湖方面に向かって行った。
山中湖を少し過ぎると、道路標識に「山中湖花の都公園」があった。
何だろうと思い、案内に従って数キロ走ると公園の駐車場があり、反対側の山裾には大きな施設が造られている。
私達も愛車をとめ、山裾方面に向かって架けられている木道の遊歩道を進んで行く。
西側には、先ほどよりも、頂上に少し雲がかかっているが、霊峰「富士山」が聳え立っている。
花の都公園の案内図
木橋を渡った所に公園入り口があり、園内のマップが書かれ、清流の里、花の都公園と書かれている。
この花の都公園は、目の前に雄大な富士を仰ぎ、春の花は淡く、夏の花は華麗に、秋の花はすがすがしく、来園された方々が楽しめるように造られていると書かれている。
また、「清流の里」内にある温室ハウスのラン園では、1年を通してコチョウランやシンビジウムを中心とした美しい花々を鑑賞できるとのことで、面積も30万平方メートルの大きさである。
公園内のエリアでは、季節ごとに様々に彩りを変える、花々の競演が楽しめる園で、色とりどり花々が訪れた人達を「くつろぎ」の世界に導いてくれそうである。
花の都公園からの富士山
園の入り口前の前に聳え立つ富士山の景観を楽しみながら園内に入って行くと、温室ハウスなどが建てられ、広い室内には、鉢に植えられた見事な花や、南洋植物が店頭に並び販売されている。
ショップの前を通り奥に進んで行くと、清流の里と書かれた黒くて大きな石碑があり、その後方には、里山の風景を思い出させるような光景が広がっている。
花の都公園で設置されている水の施設を使って楽しむ人たち
先には三重連の大きな水車が、小川に建てられて並び、その上流側では家族連れの人たちが、設置されている水にまつわる施設を使って楽しんでいる。
小さな小川に沿って上にあがって行くと、小さな滝があり、その上には、ナイアガラの滝を思い出すような幅広い滝が見え、白い泡を立てながら流下している。
巨大な三重連の水車が里山の情緒を一層高めている。
遊歩道を上って行くと、幅80m、高さ10mの雄大な滝の広場に出てくる。
この滝は明神の滝と呼ばれ、花の都公園「清流の里」のシンボル的な存在の滝で、長閑な農村の風景の中に、石組で組みあげた大きな滝をつくっている。
滝壺には浅い池を配して、中央には滝の展望台が設けられている。
池の周辺には、滝を見ながらお弁当や飲み物などを楽しめる、憩いの場として芝や松などが植えられている。
このような横長の勇壮な滝は、白糸の滝のように富士山の伏流水から考案されているように感じて、富士山の眺望と共に私たちを心の安らぎの世界へ導いてくれる。
清流の里にある幅80m、落差10mの雄大な明神の滝
山の頂から谷をつくり川となって、明神の滝を流れ、滝壺と池を造り、曲がりくなった小川が、さらに小さな滝と、三重連の水車を形成し、富士山の眺望と共に里山の風景を演出している。
私たちは、明神の滝を見学した後、溶岩庭園や体験型資料館などを見学して、入口近くにある温室ハウスに向かって行った。
園内の植物園
温室の中では、約130種類、およそ8,000株の熱帯系の植物がみられる。
花と人間、花と自然、をテーマにガーデニングの世界、花の知識や生態等花に関する情報が満ちあふれ、ガーデニング講座、押し花教室、ドライフラワーアレンジメント等の体験学習なども用意されている。
花の都公園から河口湖方面へ向かう途中の富士山
今日は朝から晴天に恵まれ、日本情緒豊かな忍野村からの富士山や、眼前に広がる山中湖からの富士山、カメラマンに人気の高い三国峠パノラマ台からの山中湖と富士山の眺望、それに先ほどまで見学していた山中湖花の都公園、どの場所からでも、趣の違った一味違う富士山が望め、富士山観光の奥域の深さが感じられる。
季節ごとに周りの景観の変化から、味わい深い姿を現し、多くの人達を魅了してやまない富士山。
自由奔放に旅する私たちの気ままな旅も、いつしか富士山の魅力に取りつかれ、それぞれのビューポインに対して、自然と足が向いて行くように感じながら、河口湖方面に向かって行った。
この道の駅は、山梨県にあり、昨年も何回か利用している馴染みの道の駅で、片隅にある 「富士山の名水」 が、私達の喉を潤してくれる。
車内で夕食をすまして、車外に出ると澄みきった夜空に星が輝き、明日の天気を約束してくれているようである。
5月5日(水) 子供の日の今日は、早朝6時に目覚めると、山の彼方のぱっかりとした富士山が、見事な顔を出している。
昨年は、3日目にようやく顔を出してくれた富士山であったが、霞が強く、はっきりとした姿ではなかった。
しかし、今朝の富士山は違っている。 霞もなく、この季節では最高の富士山が望めている。
思わず心に躍動感が走り、ルンルンした気分にさしてくれる。
早速、妻を起こして、朝食もとらず、富士山や湧水の景勝地で知られる山梨県忍野村に向かって行った。
忍野八海からの富士山
富士山のビューポイントで名高い「忍野八海=おしのはっかい」近くの駐車場には午前7時頃に到着する。
訪れた時間が早いせいか、数人の人たちがまばらになって観光している。
忍野八海の周りには、合掌造りの家屋が建ち、中央にある池と池の間には島があり、橋がかけられている。
合掌造りの脇に造られている水車と、壁に干されている黄色いキビが日本情緒を高めている。
その前方にある頂きには、白い雪をかぶった富士山が堂々と聳えている。
この光景を昨年は期待していたがかなわず、今年、訪れてやっと富士山に会えたような気分である。
ここから見る富士山、透き通った青い清水と、日本の伝統家屋がうまく調和している。 まさに富岳百景の景観である。
忍野村の観光の中心地は、ここ、忍野八海の湧水群である。
この湧水群は、富士山の伏流水が80年の歳月をかけて濾過し、湧水となって8箇所の泉を作っている。
忍野八海は、国の天然記念物や、名水百選にも指定され、新富岳百景の選定地にも選ばれている。
忍野八海と日本の伝統家屋が富士山と調和して里山の風景をつくっている。
池の間には中池がある。中池の周りには小さな広場があり、その外周には手摺が造られている。伝統家屋の合掌造りの壁には黄色いキビが干されて、昔の農村や里山風景をかもしだしている。
良く似合う日本の合掌造りと富士山、奥には水車も造られている。
八海の清水を泳ぐ銀色の鯉と、逆さに映る大樹が神秘的な光景をかもしだしている。
忍野の畑からの富士山
富士山が望める忍野村八海の見学を終えた後、川沿いの道を進んで行くと、富士山が望める絶好の場所に出てくる。
この場所は畑になっていて、両サイドに紅い花が咲き、富士山の季節を感じさしてくれる。
上記の写真撮影を終えた後、桜の花は散ったあとであるが、小川の両サイドに桜並木のある場所に出てくる。
忍野に流れる小川の桜並木からの富士山
この桜並木の小川も富士山の絶好の撮影ポイントで、2週間程早けえば、満開の桜と富士山が望める絶好のポイントであった。
この場所には先客がいて、三脚を立てながら富士山のシャッターチャンスをうかがっている。
私はこの人の後方から、少しずつバックしながら富士山を撮影していく。
紅い花と緑に囲まれた小川、桜や前方に見える橋が、富士山との情緒を一層高めてくれている。素晴らしい景観で、農村の落ち着いたたたずまいと、富士山をうまく調和さしている。
忍野村での観光を終えた後、私たちは山中湖方面に向かって行った。
10分ほど走ると山中湖の北側にある湖畔道路に出てくる。ここから1km程進むと、湖畔に駐車場と公園が一体となって、富士山の眺望が抜群の場所がある。
私たちは、この公園でテーブルと椅子を取り出し、眼前に見える富士山と山中湖の光景を見ながら朝食を摂ることにした。
やはり、絶景の場所で摂る朝食やコーヒーの味は最高で、私たちの気ままな旅の楽しさを最高潮に味わせてくれる。
早朝の山中湖でボートで釣りを楽しむ人達と富士山
山中湖は、山梨県南都留郡山中湖村にある淡水湖で、富士五湖のひとつである。
富士五湖の中で最大の面積を持ち、湖面の標高も富士五湖の中で最も高い位置にあり、日本全体でも第3位にランクされている。
逆に水深は富士五湖の中で最も浅い湖である。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。
山中湖畔道路からの富士山、湖畔の公園には外国人観光客も多く、仲間たちと談笑しながら富士山の景観を楽しんでいる。
湖畔道路を半周し東側に出てくる。ヨットハーバーがあり、富士山が望めている。日本有数の高原リゾート地としての風景を感じさしてくれる。
山中湖を悠然と泳ぐ白鳥と富士山が見えている
私達は山中湖畔から、富士山の抜群の眺望で知られている三国峠へ向かって行った。
三国峠は、山中湖から県道730号 山中湖小山線を登っていくと、三国峠へ至る途中の所にあった。
道路の脇に車が数台駐車できるスペースがある。
ここは通称「パノラマ台」と名づけられ、山中湖、富士山を望むビューポイントとして有名である。
パノラマ台からは、天気次第で南アルプスまで見え、また、夕暮れどきには赤く染まった富士山が美しくみえることでも知られている。
快晴が約束される朝には、夜明け前からカメラマンが三脚を立てて並ぶ、富士山の代表的な撮影地にもなっている。
パノラマ台から山中湖と富士山を望む
パノラマ台にある桜の枝下から山中湖と富士山を望む。
山中湖畔の展望台から山中湖岸と富士山を望む。
さわやかな高原の空気が漂う山中湖畔のテニスコートで、プレーに熱中する人達と富士山
パノラマ台からの山中湖や富士山の眺望を楽しんだ後、元来た県道を下って行くと、湖岸には、たくさんのスポーツ施設があり、高原独特のさわやかな空気が漂い、若い人たちが熱心にプレーや練習に取り組んでいる。
こうした光景が山中湖畔や周辺を、リゾート地としての地位を一層高めているように感じる。
山中湖岸道路の脇にある展望台に立ち寄り、山中湖や富士山の景観を楽しみながら過ごした後、私達は河口湖方面に向かって行った。
山中湖を少し過ぎると、道路標識に「山中湖花の都公園」があった。
何だろうと思い、案内に従って数キロ走ると公園の駐車場があり、反対側の山裾には大きな施設が造られている。
私達も愛車をとめ、山裾方面に向かって架けられている木道の遊歩道を進んで行く。
西側には、先ほどよりも、頂上に少し雲がかかっているが、霊峰「富士山」が聳え立っている。
花の都公園の案内図
木橋を渡った所に公園入り口があり、園内のマップが書かれ、清流の里、花の都公園と書かれている。
この花の都公園は、目の前に雄大な富士を仰ぎ、春の花は淡く、夏の花は華麗に、秋の花はすがすがしく、来園された方々が楽しめるように造られていると書かれている。
また、「清流の里」内にある温室ハウスのラン園では、1年を通してコチョウランやシンビジウムを中心とした美しい花々を鑑賞できるとのことで、面積も30万平方メートルの大きさである。
公園内のエリアでは、季節ごとに様々に彩りを変える、花々の競演が楽しめる園で、色とりどり花々が訪れた人達を「くつろぎ」の世界に導いてくれそうである。
花の都公園からの富士山
園の入り口前の前に聳え立つ富士山の景観を楽しみながら園内に入って行くと、温室ハウスなどが建てられ、広い室内には、鉢に植えられた見事な花や、南洋植物が店頭に並び販売されている。
ショップの前を通り奥に進んで行くと、清流の里と書かれた黒くて大きな石碑があり、その後方には、里山の風景を思い出させるような光景が広がっている。
花の都公園で設置されている水の施設を使って楽しむ人たち
先には三重連の大きな水車が、小川に建てられて並び、その上流側では家族連れの人たちが、設置されている水にまつわる施設を使って楽しんでいる。
小さな小川に沿って上にあがって行くと、小さな滝があり、その上には、ナイアガラの滝を思い出すような幅広い滝が見え、白い泡を立てながら流下している。
巨大な三重連の水車が里山の情緒を一層高めている。
遊歩道を上って行くと、幅80m、高さ10mの雄大な滝の広場に出てくる。
この滝は明神の滝と呼ばれ、花の都公園「清流の里」のシンボル的な存在の滝で、長閑な農村の風景の中に、石組で組みあげた大きな滝をつくっている。
滝壺には浅い池を配して、中央には滝の展望台が設けられている。
池の周辺には、滝を見ながらお弁当や飲み物などを楽しめる、憩いの場として芝や松などが植えられている。
このような横長の勇壮な滝は、白糸の滝のように富士山の伏流水から考案されているように感じて、富士山の眺望と共に私たちを心の安らぎの世界へ導いてくれる。
清流の里にある幅80m、落差10mの雄大な明神の滝
山の頂から谷をつくり川となって、明神の滝を流れ、滝壺と池を造り、曲がりくなった小川が、さらに小さな滝と、三重連の水車を形成し、富士山の眺望と共に里山の風景を演出している。
私たちは、明神の滝を見学した後、溶岩庭園や体験型資料館などを見学して、入口近くにある温室ハウスに向かって行った。
園内の植物園
温室の中では、約130種類、およそ8,000株の熱帯系の植物がみられる。
花と人間、花と自然、をテーマにガーデニングの世界、花の知識や生態等花に関する情報が満ちあふれ、ガーデニング講座、押し花教室、ドライフラワーアレンジメント等の体験学習なども用意されている。
花の都公園から河口湖方面へ向かう途中の富士山
今日は朝から晴天に恵まれ、日本情緒豊かな忍野村からの富士山や、眼前に広がる山中湖からの富士山、カメラマンに人気の高い三国峠パノラマ台からの山中湖と富士山の眺望、それに先ほどまで見学していた山中湖花の都公園、どの場所からでも、趣の違った一味違う富士山が望め、富士山観光の奥域の深さが感じられる。
季節ごとに周りの景観の変化から、味わい深い姿を現し、多くの人達を魅了してやまない富士山。
自由奔放に旅する私たちの気ままな旅も、いつしか富士山の魅力に取りつかれ、それぞれのビューポインに対して、自然と足が向いて行くように感じながら、河口湖方面に向かって行った。
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