京照日記

アンティーク店の京照が「着物に対する熱い思い」と、お客さんとの会話で気が付いたことを発信しています。

ぬいぐるみのかわいさって。

2013年12月22日 21時14分56秒 | ヒラメキのヒント
どう感じるか、人それぞれですね。

アート論議をできるなんて、素敵ですね。

ところで、私も今日仕事中にぬいぐるみ論議?していました。

ホテルの客室にアルパカのぬいぐるみが置いてあったんです。

私、アルパカを初めてCMでみたときは、すごい違和感があったんです。

だって、モコモコの長い首ですよ。首はすらっと長いからキレイなんで、モコモコの首なんて。これまで、見た動物の中でも変さはグンを抜いてるじゃないですか!

こんな感じ方、私だけ?アルパカ、変じゃないですか?

ま、それほど違和感をもってるアルパカのぬいぐるみを見たんです。

その時、不覚にもかわいい!といってしまったんです。

問題の首は実物より短めで、頭は大きめ。クリクリお目々でピンクのほっぺ。可愛くデフォルメしてあります。

しかし、よくよく正面からみると、やっぱり変。三角形のおにぎり頭なんです。

そこへやってきた同僚に、このぬいぐるみどう思う?可愛くない?ってきくと、

ビミョーやな、ですって。

ほんと、アルパカ自体がビミョーな動物ですよ。CMでは、ほら、かわいいでしょ?って扱いでしたが。

初めて見たらびっくりですよ。ひつじしか知らない私には。

手織りの先生、ご来店。そうなんや。

2013年12月22日 20時06分05秒 | ヒラメキのヒント
りんちゃん、こんばんわ。

今日も寒おしたなぁ。

あんまり寒いから、だあれもけえへんやろ。

そしたら、手織りの先生がきはったんで、アート論どす。

同じような、たかみを目指しとう同志やさかい、見とうもん、考えとうこと、なんか、似とうぇ。

結論は、初期の作品にこそ、その人の「個性」、「本質」があるから、手を加えるな。

そうなんや。

うちは美術館をするために、初期の作品を並べているんどすけど。

なんや、しっくり、けえへんから、お人に見せる気が、せえへんのどす。

これが、計画が遅れている、原因どす。

今と前とは、感覚が違うんどす。

例えば、去年、お気に入りだったお洋服が、今年は、着る気もせえへん。

そんな、感じどす。

うちの場合は、手の力の入り方が違うんで、線の伸びが違うんどす。

今の方が、収縮された、緻密なものの方が、しっくりと、くるんどす。

ふしぎどす。

けど、今の世の中で、確実に同じような変化を感じているお人も、多くなってきたようどす。

時代の流れなんどすなぁ。

「きれいなものは、つめたく感じる」。

二人の結論どす。

今日は、雪がチラチラしとったぇ。

そうなんや。

雪も、そうなんやなぁ。

あー、お勉強の一日どした。

ほなな。