コナンっ娘さん、こんばんわ。
きょうは遠いとこから、来てもうて、おおきに。
せっかくきてもうたのに、常連はんばっかりで、ゆっくりできんかったんやねぇ。
すんまへん。
帰り際に、お約束したから、そのお返事どす。
うちはすごいお坊はんでもないんで、ただの在家僧侶として、お答えさしてもらうぇ。
質問の、「魔」のことどすけど。
うちのお店にきはるお客はんや、近くのお人にも、これがついとうお人は、みたことがおへんぇ。
限りなく、それっぽいお人もいてはるけど。
そのものズバリ、ではおへんのやねぇ。
そやから、あんまり、「それ」にとらわれんことどす。
「それ」のせいでとか、「それ」に心を向けとうと、なにがあかんのか。
「心が自由」やないからどす。
いつも心は自由に、ゆるゆると、楽しいことが想い描けるのが、ええんどす。
うちはこう思うんぇ。
うちも苦しいことがあると、つい「それ」のせいにしとうなるんやけど。
うちの場合は、苦しいことから、出口がみえるまでの、「間」が、それに似とうぇ。
同じ「ま」でも、チョッと、救われますやろ。
そう、考えたら、ええんどすぇ。
心が囚われると、お顔の色も、暗うなるぇ。
そうなったら、そんなんばっかり、よってくるぇ。
思いっきり、笑うておくれやす。
ほっほっほっ。
まずは、笑い声でおはらいどすぇ。
よう効くみたいから、やってみとうせ。
ほな、また、暖かくなったら、遊びに来ておくれやす。
まっとうぇ。
ほなな。
おおきに。