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朝から、奈良市自治連合会の役員会が行われた。奈良市からの連絡事項で、もう12月のマラソンの説明があった。その他の説明の後、自治連合会の1年間の活動報告の議論を行った。私からは、会計の決算予想を報告させていただいた。
その後、5月に行われる天平祭の本年の概略説明を受けた。
午後から、子供会の運営について勉強をした。というのも先日、佐保川子どもクラブ(子供会の連合組織)が来年度に解散すると言うので、その後の対応を会長から相談されたのがきっかけだった。
その対策を考えた結果、自治会で子どもの育ちの責任を持っていこうと考えたので、子供会の活動をネットで調べて見た。
子どもクラブの解散の理由を聞いてみると、子どもの数が減って子供会の運営ができなくなるのではなく、会の役を引き受ける人がいなくて会が運営できないという。経済的にパートに出なくてもいい主婦が、役を引き受けるのがいやで、パートに出るという話を聞いたことがあるが、これが本当なら寂しい気がする。
子どもは、地域の財産だと思う。
川崎市で殺害された中学1年の上村遼太さんの事件にはさまざまな思いがあるが、そのほかにも最近は子供達が被害者になる事件が多発している。加害者も若者が多く、女の子が「一度人を殺して見たかった」と言って殺人を起こすおかしな世の中になってしまった。
誰が悪いと犯人探しをしても仕方がないが、親や大人の責任は大きいだろう。子育てができない親を見ることが多くなってきたような気がするが、地域で子どもを育てる意識を、みんながもっと持てば少しはこんな悲惨な事件が減るのではないだろうか?
地域では、今まで、子どものことは、「子供会」任せにしてきたような気がする。
先日ある高齢者の方が、「今まで、学校に関心がなかったし、外孫の時は気にもならなかったが、内孫ができて学校のことや、安全に関心が出てきた」と発言をされていたが、子育てを終えた、大人が知恵と経験を生かして、子ども達を見守っていくことも重要ではないかと思う。
現在、青色燈でパトロールしていただいている方や、83歳の婦人が毎日子供達の登校を見守って立哨活動をしてくださったり、地域でもさまざまな安全のための見守り活動を行っているが、自治会がもっと子どもの育ちに関心を持っていくことが大切ではないかとおもう。
連合自治会で仕組みと人材を揃えて、自治会に負担にならない形で、子どもとともに成長していく体制作りをして行こう。
佐保川小学校も「学校運営協議会」が27年度から実施されるので、学校と連携をして奈良市で一番のCS校を目指していこう。
しかし、子ども会の仕組みや活動をネットで調べると他県や他市では、しっかりとした制度ができているように思うが、奈良市では寂しい気がする。
話は変わるが、今日も役員会に説明にきた職員は、役員から書類の不備を指摘されたり、説明内容に質問があっても説明しきれなかった。
残念だ。