『好事魔多し』とは良く言ったものだ.連休の金沢は寒かったが、まさか風邪を引くとは思わなかった。お陰で昨日は、1日中寝て、寝て、寝て、寝た。お陰で少しは楽になった。
今朝、奈良新聞の『芸術家村』構想発表との見出しが目に飛び込んできて一気に呼んだが、さすがと拍手をおくった.1日には、太田国交相を迎えて平城宮跡に関して要望を行い.今日は、新聞発表では、「政府の「まち・ひと・しごと創生本部」設置を受けて8月に発足した県地方創生本部(本部長・荒井正吾知事)は5日の会議で、国に対する40項目の提案・要望をまとめた。この中で県は、全国の大学の文化・芸術系学部のサテライト(衛星)となる「県国際芸術家村」(仮称)の設置構想を明らかにした。ほかにも、リニア中央新幹線の全線同時開業促進に向けた税制措置などについて、国の支援を求める。荒井知事らが6日上京し、平成27年度政府予算編成に関する提案・要望項目と併せて関係大臣などへの要望活動を行う。」(奈良新聞より)
特に、リニア中央新幹線については『県で、寄付金と県追加負担金でトンネル工事を実施し県内通過分のトンネル工事からの輩出土砂を買い取って別途処理を行うなど、JR東海の財務負担を軽減する措置を提案するという案が示されていた。一つのアイデアで価値があるだろう。
先日JR東海は、収益が上がった分を借金返済に向けて大阪までの工事期間を短くしたいとの談話が報道をされていたが、JR東海も名古屋までの完成ではリニア新幹線の利用価値が低く奈良、京都、大阪をバックに控えて、早く全線完成をさせたいはずではないかと思う.
この提案に対して、奈良市はどうするのだろうか?
同じ紙面に、奈良ドリームランド跡地 『落札の可能性ある』との記事も掲載されていた。奈良市はこの土地を公売して何をしようというのだろうか?
平城京を守った『玄武』の平城山を芸術家村にしてはどうなのだろう.
わたしに7億3千万円があったら・・・・・・・・
奈良県は、いや、荒井知事は、平城遷都1300年祭を行って東アジアを見据えて奈良県の浮揚策を積極的に展開しようとしていることが見える.決して箱ものを作ろうというだけではなく、各種指標を参考に、観光振興やまちづくりにおける人材づくりや、福祉などにおけるさまざまな分野で、全国に比較して低い状況を脱出する振興策を実施している。
国営公園平城宮跡エリアの活性化はどのように考えているのだろうか?関心を持って注目するとともに、住民として提案をして行こう。