金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

NO915 – リニアと奈良市のまちづくりシンポ

2014年08月27日 | 地域活動

26日、日航ホテルで、『リニア中央新幹線の新駅実現に向けて  奈良市の未来を考えよう!』と題したシンポジウムに参加した。

JR東海は、26日に東京—名古屋間のリニア中央新幹線の工事実施計画の認可を国交省に申請した。これで2027年(平成57年)には開業される予定で、大阪まではその後2045年を計画しています.

 

シンポでは、『リニアと魅力あるまちづくり』と題して、明治大学専門職大学院長の市川宏雄学院長の講演があった。その中で『リニアによって大都市圏が出現する』という話しだった.「東京—名古屋間を40分で結ぶリニアにより、名古屋は東京の郊外、関西も少し遠い郊外になる。(約7300万人大都市が出現する)」という話しは目からウロコだった。

 

また、名古屋以降のルートについて京都が誘致に大キャンペーンを張っているが、JR東海の意向でリニアの性質上直線を求めているので、奈良ルートの1案は、平城山周辺、少し下がれば2案の近鉄奈良駅かJR奈良駅付近だろうと希望を抱かせてくれた。

 

その上で、2045年の完成では遅すぎる.名古屋から大阪までを10~15年以内.奈良へは30年代に実現しないといけない。早く完成させることが大事。『今でもできるのに、なぜできないのか?財政的課題はあるが、それは熱意だ!!』そのうえで、「奈良ルートについては、1年以内に決まるだろう」との予想を示された。

 

そして、路線の80%がトンネルで、ほとんどが地下駅で実施されるが、奈良は地下駅なのか?地上駅にするのか?奈良市は駅がいるのか、いらないのか?

駅ができることによって何が変わるのか?

リニアが来ると何が、どう変わるのか?

そして、相模原市の地上駅を見本に考えて下さい.と多くの問題提起をされました.

これらのことを我々が選択するとともに、気運が盛り上げ、お役所まかせにしないで市民の熱意を出していくことを訴えられました.

 

市長は『大いなる歴史の蓄積を持つ奈良市とリニア新幹線の融合により、更に奈良の価値を高め、多くの人に訪れて欲しい。奈良市でのリニア中間駅の実現を』と訴えられました。

 

民間の燃え上がる熱意を作り上げていかなければ歴史が消えてしまう。


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