
朝から菰川の総会の準備をして、2時から佐保川ふれあい会館で総会を行った。
佐保、佐保川、大宮、大安寺西地区自治連合会の流域自治会23自治会のメンバーと、来賓として、宮池 明奈良市議会議員を始め、奈良県河川課、奈良土木事務所、奈良市企業局、そして顧問の水利組合長や連合会長が参加して総会を開催した。
協議会も平成22年より5年目を迎えたが、当初は、自転車やバイクなどの不法投棄されたゴミが多かったが、この間、年4回の一斉清掃や、地区独自の取り組みを行ってきて、大きな不法投棄されるゴミは無くなってきた。
また県事業で、導水社会実験で、佐保川の水や井戸の水を活用して流す事によって汚染水が希釈されて、水の透明度も増してきた。
そして、法華寺東町第3自治会や第4自治会で、これも県事業の「川の彩り花づつみ事業」で花の植栽活動を行う事によって、まだまだゴミの投棄は無くなっていないが河川環境は良くなってきた。
また、法華寺地域や、大安寺西地域で大雨が降ると支流があふれ床下浸水を起こしてきたが、河川の床下げ工事も大安寺西地区からやっと法華寺地域まで来る事ができ、本年度から、再来年度にかけて、私達の地域に距離は約8Mだが遊歩道を設置していただく事が発表された。
総会終了後、ある女性は、「遊歩道はどこにできるのですか?よくなりますね!」
と言って喜んでくれたが、もう1人の女性は、いきなり床下げ工事のことを「あんなん、税金の無駄遣いや」という人がいた。
この方の地域では浸水被害にあったことがないのだろうが、被害住民の悩みを解消することが税金の無駄遣いになるのかとおかしくなった。
なんでも、訳も分からず反対さえすれば正義だと思い込む人、それに影響されて、理解もせずに無責任な発言をする人は多い。
われわれの活動に対しても、そんな見方をしている人もいるのだろうな?
しかし、世界文化遺産平城宮跡を訪れる人は、今後確実に増えていくだろう。その人たちを含め、気持ちよく生活できる環境作りをみんなの力で作っていこう。
その後、火曜日に開催される、奈良市自治連合会総会や、奈良市自主防災協議会総会の打ち合わせを行った。