佐保幼稚園の運動会に、午後からは三笠中学校の体育大会に参加した。夜は、奈文研の東院庭園で開催された「庭の宴」に足を運んだ。
少子化はこんなところにも表れている。幼稚園では、児童が少なくクラスが少なくなっているが、それに伴って先生の配置数が少なくなって、園の運営も大変だと聞いたことがあったが、運動会では、種目も少なくなっていた。 準備の先生方も大わらわだった。
しかし見ていると、プログラムの紹介を児童がやったり、演技のあと片付けを児童たちがやっている姿があった。これは、初めて見る姿だった。児童が少なくなって、先生が少なくなって運動会の運営に苦労をされたと思うが、工夫を加えて児童も運営に関わっている姿は輝いていた。教育面でも大きな効果を発揮するだろうなと思った。素晴らしい運動会だった。
午後から、三笠中学校の体育大会では、生徒が片付けまでやる姿はなかった。逆に今年は、保護者の数も少なく感じたし、プログラムからプログラムの準備に時間がかかったり、先生方の姿にキビキビした姿がなく生徒たちの盛り上がった感じがしなかった。長が変わると(校長)これだけ雰囲気が変わるのかと感じたが、振り返ってみると校長・教頭はテーブルに座ったままが多く、来賓等に声をかける姿も見られなかった。
組み体操も安全性を重視したものだった。
2つの運動会を見て、無いものをねだるのではなく、あるもので工夫をするということを学んだ。
また、長によって雰囲気も変わるという姿も見せてもらった。
奈文研の観月会。今年の月の出が10時ごろということで観月会と言えないので、「庭の宴」ということで開催されてが、内容は昨年と同じようなものだった。出されたお料理は、古代食の材料を使ったものだったが、天平の十三夜観月会で準備する料理の方がいいだろうとおもた。
会場はもう寒さを感じた