金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

小さな森の音楽会準備会 NO387

2007年07月18日 | 過去の記事
 スイングフェスティバル イン NARAは昨秋を持って休止をしましたが、このフェスティバルの開催に会わせて、平成14年から奈良市総合福祉センターで「小さな森の音楽会」を開催しています。

             
 この音楽会の開催のきっかけになったのは、ある年のスイングフェスティバル イン NARAで、障害者の子どもたちが参加してくれたのですが、ジャズの音楽に合わせてリズミカルに、楽しそうに踊っている姿を見て、「あの子たちがあんなに喜んでくれるなら来年から、私もボランティアで歌いたいし、お母さん方が1日ゆっくりと音楽を楽しんでもらいたい」と、サンフランシスコ在住でアメリカで音楽活動をしている、「ジャズシンガーの 細川綾子さん」が言ってくださり、実現した音楽会で
す。

 翌年の第1回の演奏会で、私の前に座っていた子どもが演奏が始まるとリズムに合わせて体を動かし始めました。横にいたお母さんは、必死になって静かにするようにと子どもを押さえに掛かりました。そのうち、子どもは席を立ち、演奏者の周りをうれしそうに走り回りました。

        

 お母さんは止めようと追いかけましたが、私は、お母さんに「お母さんいいんですよ。今日はお母さんに子どもたちのことを気にかけずにジャズを楽しんでいただきたいというのが趣旨なんですよ。子どもたちには好きなようにさせてあげてください。細川さんの想いなんですよ。今日はお母さんのための演奏会ですから!!お母さんも気にせず楽しんでくださいよ。」

 シンガーの細川さんを始め、ピアニストの秋満義孝さんやクラリネット奏者の花岡詠二さんも、飛び跳ねて、走り回る子どもと一緒に楽しんで演奏をされているように見えました。

 そのお母さんは、最初ハラハラしながら腰が落ち着きませんでしたが皆が楽しんでいる様子に安心したのか落ち着いて音楽を楽しんでいるのが分かりました。

         

 障害を持つ子どもの世話をするお母さんに少しでも音楽を楽しんでもらいたい。たまには音楽会にいきたいと思っても子どもがいるので、なかなか行くことが出来ないお母さんに、この日は子どもを忘れて楽しんでいただきたいという、細川綾子さんの想いが伝わったようなコンサートでした。

 以来毎年続けて今年で6回目を迎えます。
  今年は、10月17日 

  奈良市総合福祉センター 体育館で、

  3時より行う予定です。


今日はその文森のメンバーの中の実行委員のメンバーで打合せを行いました。

     今年もどんなハプニングが起きるか楽しみです。
                    (写真は平成14年のものです)




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2 コメント

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「小さな森の音楽会」 ()
2007-07-19 01:03:37
 昨年で終わりかと残念に思っていましたが、皆さんの努力で今年も開催されるとの事で、喜んでいます。
一年ぶりに、細川綾子さんや秋満義孝さんたちにお会い出来るのを、楽しみにしています。
色々と準備の方も大変でしょうが、よろしくお願いします。
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ありがとうございます (kin3)
2007-07-19 22:20:35
いつも楽しみにしていただいてありがとうございます。
奈良に文化の森をの会のメンバーが継続のためにミュージシャンにも無理をお願いしています。

 楽しそうに走り回る子どもたちの姿を見られるように頑張ります。1人でも多くの方が参加できるようにご協力をお願いします。
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