今日のころころこころ

2017・1・8 横浜の現存関東大震災復興橋梁・旭橋

かつてはお屋敷が建ち並び、第二次世界大戦後は売春宿が軒を連ね、今は若手アーティストが集う大岡川沿いの街。





黄金町アートブックバザールさんの前に架かる現存横浜震災復興橋梁は、旭橋。


関東大震災で壊滅状態になった橋は、復興事業で国施工37橋・市施工141橋が新築・改修・修築された。現存するのは約40橋。この旭橋は国施工。
横浜震災復興誌によれば。
位置・末吉町一丁目日之出町二丁目間
橋種・肘木式鋼板桁橋
斜度及舗装・八十六度ソリデチット
長・27.76m
幅・5.48m
面積・152.12㎡
施工期・起工昭和二年十一月:竣工昭和三年九月
總工費・38.044円
とある。
親柱は当時のまま。灯具は無い。旭橋も黄金橋・太田橋同様に横浜震災復興誌の市内橋梁親柱意匠抜萃には掲載されていないから、灯具はあったのやらなかったのやら?


昭和46年に横に人道橋を架けて歩道を確保。

渡るたびにずいぶんと古びた橋だなぁと思っていたが、もしかしたらこの橋が一番当時のままなのかもしれないなぁ。なんぞと思う。。










コメント一覧

うさぎ
Re:竣工と竣功←鋭いΣ(T▽T;)
私もわかんないΣ(T▽T;)
参考にしている横浜震災復興誌(昭和7年3月28日印刷・昭和7年3月31日発行・横浜市役所・非売品)には、竣工と表記されてます。
面白そうですね(*^▽^)/★*☆♪
功の方が、なんとなく、上手く架かったよおお!成功したよおおお!との喜びがあってめでたい感じもするけれど。
σ(^_^;)?
ホシ蜜
竣工と竣功
http://blog.goo.ne.jp/hoshimitsuki
これはこれは、しみじみとした良い橋でござんすなぁ。
ちょっとせつない感じがするのは、やむにやまれず身を落とした女性の気配がするから?

「万里橋」の親柱を撮って思ったのですが、今は「竣工」が一般的だけど、当時は「竣功」が主流だったのかなぁ。

セーターかっこいい (*^O^*)
御年80のほりさんGJ!
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