横浜市磯子区にある、宮越記念久良岐能舞台。
京急上大岡駅東口から徒歩20分弱。
門を見て絶句!なんて素晴らしい紅葉なんだ。
五島美術館もそうだったけど、どうして私は曇天の日に限って紅葉の名所を訪れることになるんだろ?
久良岐能舞台は、能楽会専務理事だった池内信嘉氏が囃子方育成のために、大正6年(1917年)に日比谷に建てた。設計は山崎静太郎氏。その後は、東京音楽学校(現・東京藝術大学)邦楽科に寄贈されたけど、昭和39年(1964年)に新たな舞台が作られて解体された。それを昭和40年(1965年)に能楽愛好家の実業家・宮越賢治氏が譲り受け、今の地に移築・復元。その後、昭和59年(1984年)に横浜市へ寄贈された。
今現在はコロナ禍で通常の内部見学ができない状態だけど、舞台の鏡板は平福百穂氏。
四季折々に彩りを変える庭園だけどやはり紅葉。
曇天時折薄日の状態でも、見事。
館長さんが、いや今年はいま一つなんですよ。雨が少なくて葉が縮れてるでしょ。例年なら葉が艶々と開いて雨上がりなんかもう綺麗なんてもんじゃない。と、おしゃっる。おっしゃるけど、それでも綺麗。
1月16日の竹灯篭まつり予約して出た。