長野市街地から国道19号線を西へ10分ほど車を走らせると、長野市安茂里の小市地区に入る。
古代東山道の支道だった頃から、犀川を渡る渡しがあった場所。
古道は小市の渡しを渡った後に、善光寺への道と戸隠への道に分かれた。
小市の渡しから戸隠への古道沿いの塩生のエドヒガン。巡礼桜と呼ばれる。




この日は到着した時はあいにくと曇ってしまったけど、それでも綺麗だった。



このエドヒガンの樹齢は約700年。
このエドヒガンは親が枯れ死が近づく頃に根際から出てきて今日に至るという。
親の代から数えれば樹齢は1500余年という。




親から子へと命をつなぎこの古道を見守り続けた。
1500年の間には疫病もあっただろう。
悲観してはいけないんだ。

みまわせば、この地は桜の地。




