長野のネズミのことばかり考えていても仕方ないから、工務店の親分とメールで連絡を取りながら紅葉見物おばさんぽ。
去年今頃が見頃だった久良岐能舞台へ。
どっからどう行ってもいいけど、私はいつも京急&横浜市営地下鉄・上大岡駅から徒歩。
駅前の交番は実はアート交番なのだ。
ま。
道中の紅葉が綺麗だ。いつも感心してしまうのだけど、日舞か何かのお師匠さん宅なんだろか?
坂を上ったり下ったり。
同じく道中のこの紅葉も綺麗なんだよな。こちらは廃墟のようだけど。
久良岐能舞台は横浜の紅葉スポットのひとつ。今年も綺麗だろうな。
曲がってガックリ。。。
遅かった。
た?
今日あたりが見頃だったらしいけど、一昨日昨日の暴風雨で吹き飛ばされてしまったそうな。
大雄山最乗寺さまもそうだったな。
おまけに、居候トラは留守だし。
おまけに、申し込んであったのに今年はコロナ禍で中止になって、来年はと楽しみにしていたイベントは発売と同時に即完売だったそうな。
どうも今年の私の紅葉はついてないことが多いな。
それでも名残りの紅葉。
久良岐公園へ。
公園の方はそんなに飛ばされなかった感じ。
帰ろうと引き返したら居候トラがいた。
冬毛の手触りもふもふを楽しませてもらって嬉しくなった。
久良岐能舞台がある場所は、隠居所を探していた野毛山林光寺住職・塚越禅師が、山深く地勢が良く月が美しいと気に入り、庵を結んで座禅や漢文を教えたという。
その後禅師亡きあとも妻の尼様が守っておられたけど、急速な宅地化に危機感を覚え、庵ある風景をそのまま残したいと昭和32年に能楽に造詣の深い実業家の宮越賢治氏に譲渡し、宮越氏は東京音楽学校邦楽科(現東京藝大)で不要となった能舞台を譲り受けこの地に復元した。更にその後宮越氏から横浜市に寄贈された。
ある意味綱渡りで守られてきた場所。
紅葉はまた来年。