今日のころころこころ

2015・5・15 テキトーに渡るおばさんの橋 かながわの橋100選 南足柄市・圓通橋・御供橋

体調心もとないが、山の清冽な空気が吸いたい。。。

かながわの橋100選。南足柄市・圓通橋・御供橋。

南足柄市の大雄山最乗寺境内にある石橋である。橋長9mで、昭和49年に建設された。園通橋の中に御供橋が並行しており、御供橋の部分は普段は通行できないようになっている。境内の石橋としては規模も大きく、周囲に静寂な雰囲気を与えている。
ふむふむ( ..)φ

今日は欲張らない。体調と相談しながら無理なら引き返す。
小田急・新松田駅下車。箱根登山バスで大雄山駅にむかう。

お天気もいいし本当は仁王門でバスを降りて『てんぐのこみち』をゆっくり登りたいんだけどな(T_T)

今日は終点まで行ってしまう予定だから、駅前で道了餅を買って、伊豆箱根バスで道了尊にむかう。

大雄山最乗寺到着。

ゆっくりと登り始める。

ここんとこ日中の気温は真夏並みだが、ここは別天地だ。初夏の風が心地よい(^^♪

御真殿に向かう。

御真殿・三面殿・奥の院の前に結界門があり、こちらとあちらをつなぐのが、園通橋と御供橋となる。

圓通橋の真ん中に御供橋がある。
圓通橋は皆が渡る橋。

御供橋は、大祭(1月・5月・9月の27~28日)と小祭(毎月27~28日)などの御供式にのみ通過が許される。

この御供式というのは、最乗寺様独自の法要で、27日の夜に白装束に身を固め三人の御供僧が御供を頭上に載せて七十七段の石段を一気に駆け登るという。献供されるのは小豆入りご飯ということで、私のようなタイプにはなんともそそられる特別行事である。

橋からの眺めが美しい(^^♪

結界門をくぐる。

ここからは本当の聖地。いにしえよりの気に溢れる空間。

御真殿。

なんだか弘法大師のようだなぁ・・・なんて思う。
最乗寺開創は了庵禅師であるが、寺の工事には修験行者道了尊者の尽力が大きかったようだ。知らせを聞いた道了尊者は滋賀の三井寺から空路(?)飛んできたようだ。
元々二人とも伊勢原の出身で面識等あったともいわれてるが、神仏習合だった優しい時代を彷彿とさせる。
その後、了庵禅師は遷化されたが、道了尊者は天狗となり、今でも最乗寺鎮護に活躍されてるという。山内配役では、ちゃんと監寺道了和尚と明記されてるというから驚きだ。
だから御供式でだから下駄だったんだ。生きておられるのだ!(^^)!
箱根・矢倉沢・飯沢の3神をお祀りする三面殿。

奥の院。

さてさて真っすぐに帰ろう。

お!若いお坊様が法螺貝の練習してる(^^♪

道了和尚いるもんね(^^♪きっとそこで聞いてるぞ(^^♪がんばれ(^^♪
すこし復調してきたかな(^^♪来てよかったな(^^♪

ただ・・・気がかりは箱根山。最乗寺様は明神ケ岳の入り口でもある。境内を歩いていても時折震動を感じる。木立も気のせいか変にざわついている。
そういえば初めてこのお寺様をたずねた時には、所々にほのかに残る溶岩の記憶が印象的だったなぁ。仏教のはるか以前から火山に関する聖地だった気もしたなぁ。その時は箱根山はなんともなかったし今後もなんともないと思っていたのだけど・・・

噴いたら噴いたでなんとか生き延びる術をさがすしかないし、ずっとそうしてきた。
それでも、できることなら平安なれ・・・
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