母のリクエストで駒ケ根市の光前寺さまに行った帰り道に同じく母のリクエストで伊那市のかんてんぱぱガーデンさんに寄った。
かんてんぱぱショップで母がお目当ての買い物をせっせとしている間に徘徊しながら、私は私でさがしていたものがあった。
かんてんぱぱ、すなわち伊那食品工業さんは寒天製造シェア8割の寒天業界の雄。
寒天王国の牙城に行けばきっとなんだかものすごい(自分でも意味不明)糸寒天とか棒寒天が手に入るのではないかと密かに期待していたのだけど。。
どこにも無い!?
ふとポップ。
なんと、「棒寒天は取り扱っておりません。棒寒天1本と粉末寒天1袋は同じです。」と、書いてあるではないか!??
私は野菜を茹でるのも電子レンジを使うより鍋に湯を沸かした方が楽と感じる旧タイプだ。寒天は棒寒天じゃなきゃ嫌だ。そもそも粉末寒天なんてなんか不味い気がするじゃないか。
棒寒天の人気には根強いものがある。普通なら棒寒天と粉末寒天を出すところであろうが、トップシェアがこう出たからにはなんか理由があるはずだ。
と思って買ってきましたかんてんぱぱかんてんクック。
今日はなんかそんな気分だったからかんてんクックを使って牛乳かんを作ってみた。
鍋に分量の水と粉末寒天を入れて火にかけて沸騰したら弱火にして1~2分。
分量の牛乳と砂糖を混ぜて、私はここでバニラエッセンスを数滴。
寒天を戻す必要も寒天液をガーゼで漉す必要もなくあっという間に出来上がり。そしてあっという間に固まってきた。
さてお味の方は?
棒寒天と同じかもしかしたら美味いかもしれない!
なるほどになるほど。思い立ったら即牛乳かん。
こりゃ楽だ。コツも経験もいらない。
時代にの流れを見極めての方針だったのだなぁ。
粉末寒天を使い慣れた方々から見ればアホのようだけど、いつの間にか頑迷固陋になりつつあった自分を反省だったのでした(^^;