昨日は小田原に行ったついでに蒲鉾も買った。
籠淸さんとか鈴廣さんは県内どこでも手に入るけど、鱗吉・田代吉右衛門さんのはここならでは。
蒲鉾買いながら今日はなんのお祭り?と聞いたら、イベント。
神奈川県の全蔵元が集結してそれぞれの銘柄の販売無しの大試飲会だった。
今はすっかりと酒に弱くなってしまって無事に帰れる気がしないから試飲はあきらめたけど、神奈川県には今でも13の酒蔵があったんだ!
相模原の久保田酒造・大井町の井上酒造・伊勢原の吉川醸造・大井町の石井醸造・松田町の中沢酒造・相模原の清水酒造・厚木の黄金井酒造・茅ヶ崎の熊澤酒造・愛川町の大矢孝酒造・海老名の泉橋酒造・山北町の川西屋酒造・秦野の金井酒造・開成町の瀬戸酒造。
なるほど勉強になりました(^^)/
イベント会場を通り抜けようとしたら、おや!小田原ちょうちんのワークショップ。
飲めなくて悔しいし販売してないから日本酒のお土産もないし、小田原ちょうちんを作って帰ることにした。参加費は1000円で教えてくださるのは小田原ちょうちん製作ボランティアの会の皆さま。
写真を撮りながらと思っていたのだけど、夢中になってしまって忘れてました。
上下の台座に提灯のひごの間隔に刻みを入れた棒を四本立てて型にする。ひごを回してテープで固定していく。紙を回して、4回に分けてひごに糊付けして、型から外して上下に蓋(?)を付けて出来上がり。
小田原ちょうちんは、約300年前に小田原の提灯職人の甚左衛門さんが考案したそうな。
販売戦略にも長けていたようで、小田原ちょうちん三徳なる能書きとともに売り出したという。
一・大雄山最乗寺山中の霊木使用の魔除け提灯
ニ・折りたたむと懐に収まるので携帯に便利
三・従来の丸ひごを角ひごにして糊付けを良くしてあるから強度がある
この提灯は大当たりして、当時は特許なんぞは無いおおらかな時代だったからあっという間に日本中で作られるようになったという。
一晩干して糊を乾かして折り畳んでみる。
まるでお弁当箱のように収まる(^^)/
ロウソクは使用しないでくださいということだけど、10分で燃え尽きるロウソクを灯してみる。
なるほどに江戸時代の懐中電灯(^^)/
確か今でもひとつだけ小田原ちょうちんの製造元があったはずだ。
災害時に使える気がするのだけど。。。