桜木町駅みなとみらい側の北仲通はまだまだ開発が続く。
明治29年横浜港から輸出する生糸の品質向上を目的に横浜生糸検査所が開設された。関東大震災で被災し大正15年に再建された。遠藤於兎晩年の大作であった。が、耐震耐久性の問題から解体され、その後、復元・新築・再生された。今は、横浜市認定歴史的建造物・横浜第2合同庁舎(旧生糸検査所)となっている。

横浜生糸検査所は北仲通地区をシルクセンターにすべく、生糸検査所・倉庫事務所・4棟の倉庫が建設された。
横浜市認定歴史的建造物「旧横浜生糸検査所附属生糸絹物専用倉庫」。
所在地・中区北仲通5-57
構造規模・RC造3階:地下1階:一部塔屋付
建築年代・大正15年
設計施工・(設計)遠藤於兎(施工)大林組
は、今は無い。解体され横浜生糸検査所と同様に出番を待つ。



当時のまま残るのは、「旧横浜生糸検査所附属倉庫事務所」。


所在地・中区北仲通5-57
構造規模・RC造3階:塔屋付
建築年代・大正15年
設計施工・(設計)遠藤於兎(施工)大林組
指定認定・市指定文化財
この工事現場には高層ビルが建つ。この倉庫事務所も解体・復元なのかそのまま保存かはわからないけど。。
9月になんだか工事始まったなぁと思っていたら、工事現場事務所が建った。



夕暮れれば灯りがともる。



今はまだ、その気になれば桜木町駅から少し行けば隙間から大桟橋に停泊する飛鳥も見えたりなんかする。

これからはどうなるのかなぁ。。
ダイナミックに変わっていくのは時代の流れだけど、みなとみらいの無機質な息苦しさがここまで広がってくるんだろうなぁ。。。

