今日のころころこころ

2015・5・29 テキトーに渡るおばさんの橋 かながわの橋100選 小田原市・白糸川橋梁

かながわの橋100選。小田原市・白糸川橋梁。

JR東海道線が、根府川付近で白糸川を渡る橋である。鋼ワーレントラス橋で、鉄道マニアに人気が高い。海岸線に近く、赤く塗装されたこの橋は、いわゆる鉄橋のイメージを感じさせてくれる。大正12年の関東大震災で倒壊し、翌年に造られたのが現在の橋である。橋長は119mで中央の3径間は支間47・4m。強風時の運転の安全確保のため防風柵が設けられている。
ふむふむ( ..)φ

白糸橋を渡り、根府川駅に引き返すついでに白糸川橋梁を目指す。
といっても、赤い鉄橋は740号線の隙間隙間からよく見える(^^♪

根府川関所跡というのが気になっていて、まずは根府川関所跡へと向かう。

関所跡入口バス停の横から急な坂道を下る。

私道だか公道だかカオスな感じだが、曹洞宗巨岳山岩泉寺様を通過する。ま。

急な階段を下れば、白糸川橋梁への道(^^♪

でも、先に根府川関所跡へ。案内板に従って行く。

おやおやこれも素敵な橋だ(^^♪

これも白糸橋というのか。。。

そこで、じい様を連れたおじい様とお話する。ありがとうございました!

根府川の関所跡はそこだぜ!

でもよお昔はもっと上にあったんだ。へ?あんたが写真撮っていたあの橋も新しいんだよ。へ?
突然に、関東大震災という言葉が出てきた。山からの津波と海からの津波でこの辺りは壊滅したという(@_@;)

あの鉄橋だって倒れて列車も流されてたくさんの人が死んで酷い災害だったんだよと教えられて、愕然とした(@_@;)
無論、大正12年の関東大震災のお話は知ってる。9月1日は防災の日だ。横浜・藤沢・小田原の海沿いでは慰霊碑もよくみかける。
が、まるで現実味の無い遠い昔の災害というのも事実だった。
が、こうしてここでこんな風になったんだと教えられると、にわかに迫ってくる(@_@;)
ま・・・とりあえず、白糸川橋梁!
おじい様にお礼を申し上げて歩き出す。

それにしても見事な眺めだ(^^♪(^^♪(^^♪

おじい様の子供も頃は歩けたらしいが今は関係者以外立ち入れようはずもなく、テキトーにくぐる。

関東大震災・鉄橋倒壊・山津波・・・
なんとなく橋脚の横の小道を入ってみた。おやおや可愛い赤い橋にお堂だ。おじい様のお話ショックですっかり失念していたが、これが案内板にあった釈迦堂か。

それにしても・・・こんなにも美しい山と海の両方から津波とはなぁ・・・

海岸に出る。

スマホで即席検索してみる。
大正12年9月1日相模湾北部を震源とする関東大震災が発生。東京・神奈川は空前の大被害を被った。
箱根山古期外輪の東のふもとの根府川では大規模な山津波が発生し、根府川駅付近にさしかかった下り列車を根府川駅もろともに海の中に押し込み鉄橋をなぎ倒した。死者112名、発見できた遺体はたった5名という根府川駅列車転落事故という大事故があったんだ。根府川全体では、死者406名・山津波に押しつぶされた家屋64戸・・・
海をみながらしばし瞑想・・・

鉄橋の再建は街の再建のシンボルだったのかもしれないなぁ。赤い鉄橋は希望の橋だったのかもしれないなぁ。でも昔話ではないよな・・・今だって先だって自然災害は確実に来る・・・
帰ろうか。

坂道を登って740号線に戻る。

根府川駅が見えてきた。

構内に慰霊碑があると聞いてお参りして行こうと思っていたのだけど、列車入線のアナウンスを聞くと慌ててしまう。情けないな私は。。
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