朝起きたら長野の家のリビングから月が見えた。
ここんところのお月さんは丑三つ時に出てくるのだ。
今日は長野から横浜。
長野市は小雪が舞い始めていたけど上田市あたりから雪も無く快晴。
まんぼーでひと気が途絶えた東京駅の広場。
日の丸が寒々と揺れる。
今宵はこの間中央図書館から借りてきた本を読もう。
といっても、本は紙に包まれてタイトルも著者もなんにもわからない。
わかるのは、本を包んでいる紙に印刷されたその本の100ページ目の数行。
横浜市立図書館の開業100周年記念企画「100ページ目のことばたち」。
期間限定のTwitterもある。
図書館の特設コーナーに並ぶ「100ページ目のことば」を読みながら、さてどれを借りていこうか。
「100ページ目のことば」にグッときても、厚さはわかるから、この厚さは持ち帰りも寝転んで読むにも重いぞ・・・とか思ってる自分って世知辛い。
ま。
今日はこっちにしてみよ。
「火消しになるやつは、てめえの命で拵えてきたツケを払う生き方の者ばかりだ」それでも、火消しになりてえなら・・・・・・火消しの錦絵が描ける絵師をこころざしてみろ。
なんか山本周五郎か北原亞以子かはたまた藤沢周平か。っぽい。それとも全然違うジャンルか。
山本一力氏の「花ごよみ」が出てきた。
ん。なるほどに。
こんな形でないと氏の著書を手に取ることはたぶんなかっただろうな。
文庫本で短編集のようだから、布団の中でころころしながら読むのにちょうどよい。
包んであった紙はいただける。
でも挟んであった栞はどうなのだろ?
欲しいことは欲しい。。。
ま。
今夜はどんな夢を見るのかな。