今日は朝から曇り。時折雨混じりの強い風。
今日はブラウスの出番だ。
ここのところブラウスにオレンジトーキョーさんのボタンフックをつけている。
伊東屋さんで見かけてあまりの可愛さに衝動買いしてしまったのだった。
オレンジトーキョーさんは東京墨田区の小物ニット製品の企画・製造・販売の会社。
前身は昭和23年創業のメリヤス工場だったそうな。
下町の工場が時代の波に翻弄されていく中、家業のメリヤスを活かした物作りを思考錯誤していくうちに、ニット製ぞうりルームシューズとニット靴下にたどりついたという。
日本の小さな工場が持つ技術力の活かし方。
このボタンフックも様々な絵柄が丁寧に刺繍されている。
昨日は猛烈に暑かったからTシャツで動いていた。
スカジャンの東洋テーラーさんの刺繍が施されているTシャツ。東洋テーラーさんも墨田区に本社がある。
デザインによるのかもしれないけど、プリントより刺繡の方が涼しい気がする。
刺繍って、自分でするのはものすごく楽しいけど、刺繍された服を買うのは躊躇する。その、野暮ったいことが多い。
でもここ最近はそうでもない気がする。
インバウンドという言葉が浮かぶ。
世界を視野に入れて作り始めると垢抜けてくるものなのかもしれない。
いや、こうグローバル化してくると、国内向けだってそうだろう。
そりゃそうだ。若い人たちの感性はすでに国境なんてとっくにこえてる。かといって、しっかりと自国に根付いた文化のバックがなければ、ただの上っ面だけのペラペラではブレイクはしない。
ベランダのヤマアジサイはこんな空模様の方が元気みたい。