かつてはお屋敷が建ち並び、第二次世界大戦後は売春宿が軒を連ね、今は若手アーティストが集う大岡川沿いの街。
猥雑テイストを残しながらものんびり散歩もできる。
イセタカくんがいる黄金町交番。
そこに架かる現存横浜震災復興橋梁は、黄金橋。
関東大震災で壊滅状態になった橋は、復興事業で国施工３７橋・市施工１４１橋が新設・改築・修築された。現存するのは約４０橋。この黄金橋は国施工。
横浜震災復興誌によれば。
位置・末吉町三丁目黄金町一丁目間
橋種・肘木式鋼板桁橋
斜度及舗装・八十度：（車）ソリデチット（歩）ソリデチット
長・27.3ｍ
幅・11ｍ：車7.3ｍ歩2-1.8ｍ
面積・300.3㎡
施工期・起工昭和二年三月：竣工昭和三年四月
總工費・59.063円
とある。
親柱は当時のまま。灯具は無いが、横浜復興誌の市内橋梁親柱意匠抜萃一覧表にも無いから、よくわからない。
そういえば、太田橋の親柱も市内橋梁親柱意匠抜萃一覧表には無い。今の灯具は当時の再現なのか？それとも今の意匠？？
この橋も頑張っている！
このプレートは、かろうじて、三菱造船株式会社という文字と神戸という文字が読み取れる。
